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アダム・ドライバーとマリオン・コティヤールがデュエット! 『アネット』本編映像

映画

映画『アネット』シーン写真
映画『アネット』シーン写真(C)2020 CG Cinema International / Theo Films / Tribus P Films International / ARTE France Cinema / UGC Images / DETAiLFILM / Eurospace / Scope Pictures / Wrong men / Rtbf (Televisions belge) / Piano

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 第74回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞したレオス・カラックス監督最新作『アネット』より、主演のアダム・ドライバーとマリオン・コティヤールがデュエットして美しい歌声を響かせる本編映像が解禁された。

【動画】アダム・ドライバーとマリオン・コティヤールの声が美しく重なる映画『アネット』本編映像

 35年間で発表した長編作品は6本と寡作ながら、その卓越した演出力と圧倒的な美的センスによって、世界的な注目を集め続けるレオス・カラックス。

 そんなカラックス監督にとって、『ホーリー・モーターズ』以来8年ぶりの最新作となる本作は、初めて全編英語でミュージカルに挑んだダーク・ファンタジー・ロックオペラ。人気スタンダップコメディアンのヘンリー(アダム)と、一流オペラ歌手のアン(マリオン)、そして2人のあいだに生まれたアネットによって、ダークなおとぎ話が繰り広げられる。第74回カンヌ国際映画祭で監督賞、第47回セザール賞で最優秀監督賞を受賞した。

 原案は、日本でも根強い人気を誇るロン&ラッセル・メイル兄弟によるポップ・バンド、スパークス。彼らがストーリー仕立てのスタジオアルバム『アネット』として構築していた物語が、スパークスとカラックスの出会いによって映画へと発展。劇中全編を歌で語り、全ての歌をライブ録音するという両者のこだわりと、そこにカラックスならではの映像美が相まって、唯一無二の作品が完成した。また、カラックスが「父親になってからの映画」とその特別な想いを語る本作には、カラックス自身の人生が色濃く反映されている。

 今回解禁されたのは、攻撃的なユーモアセンスを持つコメディアンのヘンリー(アダム)と、オペラ歌手アン(マリオン)が、デュエットして美しい歌声を響かせるシーン。

 2人が並んで歩きながら「信じられない恋 なのに離れられず 深く愛し合う2人」と歌うところから始まり、バイクで夜の闇の中を疾走しながら「私たちは愛し合う 心からあまりに深く 説明などとてもできない 深く愛し合う2人」と歌い上げる姿が映し出されていく。“美女と野人”とはやされる程にかけ離れていた2人が、お互いの魅力に抗えないまま恋に落ちていく想いを表現した場面となっている。

 今回主演のほかプロデューサーも務めたアダムは、本作でミュージカルに挑戦。「ミュージカルという点でいうと、『マリッジ・ストーリー』で仕事をしたマイケル・ラフターから何ヵ月も歌の特訓を受けたね。音楽と脚本を担当したスパークスと監督のレオスが求めるサウンドはとても明解で、物語を語ることが最優先だった」と振り返る。そして「バックアップで録音したけれど、全部を生でも歌った。どの程度が本編で使われたのかはわからないけど、ほとんどが生で録音されたものだと思うよ」と明かしている。

 映画『アネット』は4月1日より公開。

映画『アネット』本編映像

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