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全米最悪の危険地帯で撮影決行 ロス市警の危険な日常を描いたポリスアクション

映画

『エンド・オブ・ウォッチ』場面写真
『エンド・オブ・ウォッチ』場面写真(c)2012 SOLE PRODUCTIONS, LLC AND HEDGE FUND FILM PARTNERS, LLC ALL RIGHTS RESERVED

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ジェイク・ギレンホール

マイケル・ペーニャ

デヴィッド・エアー

 1月10日は110ということで「110番の日」である。“日本で最もよく知られた電話番号”といって過言でない110番は緊急通報用の番号であり、こちらへ寄せられた情報をもとに警察官が出動する。アメリカではこの番号は911となり、通報を受け出動する警官の緊迫した日々を描いたポリスアクション『エンド・オブ・ウォッチ』のブルーレイ&DVDが間もなくリリースとなる。ヒリヒリするような緊張感と臨場感でポリスアクションに新境地を開いた、本作の魅力を紹介しよう。

【関連】『エンド・オブ・ウォッチ』作品フォトギャラリー

 本作は犯罪数が実に10万3480件(2012年度。東京は1万4054件)というロサンゼルス、その中でも黒人系ギャングとヒスパニック系ギャングの抗争が絶えず、“全米最悪の危険地帯”と言われるサウスセントラルでロケを敢行。ロス市警が製作に全面協力して監修も行い、5分に1度犯罪が起こる、さながら戦場のように銃弾が飛び交う犯罪都市のリアルと日常を描いている。

 物語の主人公となるのは白人巡査テイラー(ジェイク・ギレンホール)と、メキシコ系巡査サヴァラ(マイケル・ペーニャ)の警官コンビ。2人は区内でも屈指の検挙率を誇る有能なコンビだが、通報を受け踏み込んだ一軒家でメキシコ麻薬カルテルのアンタッチャブルな秘密に触れ、命を狙われることとなる。

 テイラーとサヴァラはパトロールを日課とし、同乗するパトカーで様々な話を展開する。話題は国や政治の行く末、そしてそれぞれの人生観――では全くなく、『レザボア・ドッグス』を思わせる下ネタ・ワイ談・痴話ばなしがほとんど。しかし職務質問した不審者に突如発砲を受け、踏み込んだ家で容疑者にバトルを仕掛けられるなど、その勤務は毎日が死と隣り合わせ。思わず「ここには居たくない」と観ながら感じさせる、サウスセントラルの危険な空気が画面にとらえられている。

 作品の撮影は常時4台のカメラで行い、手持ちカメラや役者に取りつけられたカメラ、本来事故の記録用である車内のカメラといった様々な映像が効果を上げ、自分がテイラーとサヴァラの3人目の相棒になったような感覚に陥る。まさに“現場にいる”感覚であり、犯罪都市の現状、そして危険なロス市警の日常を肌で感じられる映像体験だ。

 『ワイルド・スピード』の脚本を手掛けた、『フェイク シティ ある男のルール』のデヴィッド・エアー監督の新作『エンド・オブ・ウォッチ』は2月8日ブルーレイ&DVDリリース(同日レンタル開始)。

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