クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

お調子者のミステリー作家が事件を解決?正反対のコンビが活躍する『キャッスル』

海外ドラマ

正反対コンビという鉄板の設定が面白い『キャッスル』
正反対コンビという鉄板の設定が面白い『キャッスル』(C) ABC Studios

 全米の一般視聴者が投票する「ピープル・チョイス・アワード」「テレビ・ガイド・アワード」で2冠を達成し、全米ドラマファンの“最も好きな犯罪ドラマ”に選ばれるなど、快進撃を続ける『キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿』。FOXチャンネルでもシーズン5の放送が始まったばかりだが、本シリーズは基本1話完結スタイルのため、心配ご無用。今からでも十分に楽しめる。

【関連】リリー・フランキーが語る話題の海外ドラマ「キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿」にハマる理由!

 人気ミステリー作家のリチャード・キャッスルは、新作のアイデアに悩んでいたある日、自分の書いた小説を模倣した殺人事件が発生し、NYPDの殺人課刑事ケイト・ベケットから話を聞かれることに。だが、聞き込みに驚くどころか、彼女に興味を持ったキャッスルは、事件の捜査に協力するだけでなく、ベケットを主人公にした小説を書こうと思い立つ。そこで、キャッスルは人気作家のコネを駆使し、警察の“相談役”として事件に関わっていくのだが…。

 本作で特筆すべきは、やはり、キャッスルとベケットのキャラクターだろう。楽しいことに目がないキャッスルは、自前の防弾ベスト用意するなどして、捜査現場へも意気揚々と駆け付ける。一方、キャッスルのお守り役に任命されたベケットは、現場ではしゃぎ、すぐにでしゃばるキャッスルにうんざりしがちだが、推理作家だからこそのひらめきが事件解決に繋がりと、もちろん、調子に乗るため口にはしないが、頼りにしている一面も。とはいえ、キャッスルが危険な状況に陥った際、ペンでは役に立たず、ベケットに守ってもらわなくてはならない。そう、キャッスルとベケットは意外と持ちつ持たれつの関係なのだ。

 このように、軟派でお調子者のミステリー作家キャッスルと、硬派でクールな刑事ベケットというギャップの面白さはもちろんのこと、夫婦漫才を見ているかのようなやり取り、いい雰囲気になったかと思いきやスレ違ってしまう2人など、回を重ねるごとにキャラクター造形は深くなっていくので、ハマる要素は抜群。また、現役の女優である母マーサ、しっかり者の一人娘アレクシスというキャッスルの家族が、犯罪ドラマにホームドラマ風の温かさを加え、ライアンやエスポジート等、NYPDの仲間たちがユーモラスな部分を担当。この2人にベケットを加えた、男子高校生的なノリの会話はバカバカしくて思わず笑ってしまうだろう。

 本格ミステリーではあるが、個性際立つキャラクターが様々な風味を加え、全米大ヒットシリーズとなった『キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿』は、ドラマ専門の映像配信サイト「ドラMAXアリーナ」にて第1話無料配信中。

関連情報

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る