『美女と野獣』レア・セドゥー、野獣くまモンとダンス…そしてキス!?
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映画『美女と野獣』来日記者会見が行われ、本作の主演であり、フランス若手No.1との呼び声の高いレア・セドゥーとクリストフ・ガンズ監督が登壇。さらにフランスで毎年開催される「ジャパンエキスポ」に2年連続出演を果たしたくまモンもゲストとして登場した。
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世紀のラブストーリーともいえる本作で主演のベルを演じるレア・セドゥーは、『アデル、ブルーは熱い色』でカンヌ国際映画祭においてパルム・ドールに輝いた注目の女優。
本作への出演について、「ジャン・コクトーの『美女と野獣』を小さいときに観て、大好きでした。だからオファーを受けて、子どもの頃からの夢が叶うと思いました」と話す。そして、「コクトー版が好きなだけに、これまでとは違うベルを演じたいという思いがありました。少女たちが自分を投影できるベルでありたいと思って演技しました」と自身の演技について語った。
一方、『サイレントヒル』でのアーティスティックな映像が高い評価を得ているクリストフ監督は、「ナポレオン一世の第一帝政時代の絵画、世界観を表したかった」と本作のこだわりを説明。「今日の技術と、ナポレオン時代の世界観があわさった世界観にこだわった」と語る。
クリストフ監督といえば、大の日本好きとしても知られる。今回の来日でも、「松本零士さんとお会いする約束をしているので、それがとても楽しみ。彼の作品を映画化したい」と話すほど、日本文化にも造詣が深い。
本作も、日本のサブカルチャーの影響を受けていることが見受けられるシーンも多く、「巨人が出てくるシーンは大映作品の『大魔神怒る』へのオマージュ。ジブリ作品も好きで、宮崎監督の人と自然の関わり方にもインスピレーションを得た」と明かした。
さらに会見に、スペシャルゲストとしてくまモンも登場。レアに一緒にダンスを踊ってもらえるようお願いすると、レアは快くOK。壇上でダンスを披露し、くまモンへキスのプレゼントもあった。
本作は、醜い野獣と、身も心も美しい娘ベルが織りなす傑作ラブストーリーの待望の実写化作品。王子が野獣になった本当の理由にも焦点を当て、切なくも悲しい物語が真実の愛によって解き明かされていく。
映画『美女と野獣』は11月1日よりTOHOシネマズ スカラ座ほかで全国公開。
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