吉田羊、中井貴一＆八嶋智人のエールに涙 下積み時代を思い「夢のようです」
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吉田羊が16日、都内にて行われた「第40回記念報知映画賞」の表彰式に出席し、助演女優賞を受賞した。シースルーのセクシーなドレスで登場した吉田は、売れない小劇場時代を思い出しながら、「私の恩人である中井貴一さんの励ましの言葉をもう一度噛み締めたい」としみじみ語り、お祝いに駆け付けた八嶋智人の熱いメッセージに後押しされて涙を見せた。
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『ビリギャル』『愛を積むひと』『脳内ポイズンベリー』『HERO』の演技で助演女優賞を受賞した吉田は、「まずは40回記念おめでとうございます。この記念すべき年に錚々たる受賞者の方々と名を連ねることができてとても感謝しております。ついこの間まで小劇場で一役者だった私が、この舞台に立てていることが夢のようです」と真摯に挨拶。
下積み時代を思い出すように、吉田は「私の恩人・中井貴一さんから“どんなに小さな役でも一生懸命やっていれば誰かが見ていてくれる”とおっしゃっていただいたことがあり、改めてその言葉の意味を噛み締めながら、同時にこの受賞がいまも小劇場でがんばっている役者たちの希望になればと思っています」としみじみ。さらに、「今回、参加させていただいた4作品すべてを評価していただいたことが何よりもうれしい。各作品のチームの皆さんに感謝したい」と心をこめて喜びの気持ちを伝えた。
また、『HERO』で共演した八嶋智人が、「僕も同じく小劇場出身なんですが、吉田さんは相手のお芝居を引き出してくれて、共演していて本当に楽しい女優さん。これは当然の受賞、皆さんどう思いますか？」と会場に問い掛けると、万雷の拍手が沸き起こり、吉田の目から涙がこぼれた。
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