壇蜜、キラメイジャーへの出演で得たものは「フェアプレイの大切さ」
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女優の壇蜜が9日、都内で行われた映画『スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021』の完成報告イベントに出席。小宮璃央、一ノ瀬颯、駒木根葵汰らとともに、公開へ向けての喜びを語るほか、作品から得たものを明かした。
【写真】黒ドレス姿の壇蜜、全身ショット 『スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021』完成報告イベントの様子
本作は、『機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い！オール戦隊大集会！！』『魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE ビー・バップ・ドリーム』『騎士竜戦隊リュウソウジャー 特別編 メモリー・オブ・ソウルメイツ』と3本立てで、『スーパー戦隊 MOVIE レンジャー2021』として上映。
イベントには壇蜜、小宮、一ノ瀬、駒木根のほか、宮原華音、長田成哉、誠直也も登壇した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、公開延期になっていた同作。小宮は「やっとかっていう感じですね。延期は仕方ないことなのですが、無事にお客さんに観ていただけるのはすごくうれしいです」と喜びを語った。
キラメイジャーに立ちはだかる美しくも冷酷な敵、ミンジョ役を演じる壇蜜は「（公開が）延期延期で、すごく心配して、今か今かと待っているうちに1個歳を取るという事件がありまして。40歳になった記念のような気持ちでミンジョをしっかり演じることが出来たのをみなさんに観ていただくけるのはうれしいですね」と語った。
作品から得たものを聞かれると、壇蜜は3つあると回答。「団結力の大切さ」、「みんな戦う理由があるので、勝利したとしてもどうして勝てたのか？と背景を見る大切さ」と2つを語った上で、1番大事なこととして「変身の最中は絶対に攻撃してはいけない、というフェアプレイの大切さ」と答え、会場の笑いを誘った。
またイベントでは、それぞれの作品の主演がメッセージを送り合う場面も。キラメイレッド役の小宮に向けて、メッセージを求められたリュウソウレッド役の一ノ瀬は、自身の幼少期はほぼ戦隊で染まっていたと話し「楽しみながら観ていながらも、道徳や倫理感を培えた」と回顧。続けて「これからの戦隊も、言葉にはしないけど教えてくれる要素が多く含まれている。観てくれている人たちが大きくなって、その方々が戦隊になって、受け継いでいく…と感じていたので、“みんなに希望や夢を与えている”ということを胸に持って演じてほしいと考えていました」と胸の内を明かした。
メッセージを受けて小宮は「自分が小さい頃、楽しみにしていた毎週日曜日をみんなに届けられているのは奇跡に近いと思います」と改めて実感している様子を見せた。
最後のあいさつで一ノ瀬は「この作品がリュウソウジャーの最後の作品になるといっても過言ではないと思っています」としみじみ。続けて「1年間でいろんなことがあって、僕たちそれぞれがいろんな仕事をし、久しぶりに集まって、みんなの絆はすごく強いものなんだな、と。ここまで家族のような存在になれるのは戦隊だけだと思っています」と仲間との絆を再確認したことを明かした。さらに「この思いが天に届くことを確信しています」とかみ締めていた。
映画『スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021』は2月20日より全国公開。
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