人物情報

ティム・ロビンス Tim Robbins

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    生年月日
    1958/10/16
    出身地
    アメリカ/カリフォルニア州

本名はティモシー・フランシス・ロビンス。父親はフォークシンガーのギル・ロビンスで、少年の頃に父とデュエットをしたプロテスト・ソングを発表したことも。グリニッジ・ヴィレッジに住む進歩的知識人の両親の影響を受けて、ティーンエイジャーの頃から政治活動を行い、12歳で劇団に所属してアヴァンギャルドな演劇活動を始めた。ニューヨーク州立大学から移ったUCLAで演劇を学び、81年に優等で卒業。同年、実験的な演劇集団「アクターズ・ギャング」を結成、ラジカルで進歩な舞台が評判を呼んだ。数本のTV番組に出演した後、84年に「トイ・ソルジャー/壮絶!ゲリラに挑むアマチュア決死隊」の端役で映画デビュー。その後も、ロブ・ライナー監督の「シュア・シング」(85)、トム・クルーズをスターにした「トップガン」(86)、大コケした「ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀」(86)などに端役で出演。そして88年、「さよならゲーム」で頭空っぽの豪腕投手を演じてブレイク。以降は、テリー・ジョーンズ監督の「エリック・ザ・バイキング/バルハラへの航海」(89)、エイドリアン・ライン監督のスリラー「ジェイコブス・ラダー」(9 )、ロビン・ウィリアムズと共演を果たした「キャデラック・マン」(9 )など、次々に主演。ロバート・アルトマン監督に“オーソン・ウェルズ並みの才能がある”と言わしめた「ザ・プレイヤー」(92)の非情な映画会社エグゼクティヴ役では、カンヌ映画祭主演男優賞とゴールデン・グローブ賞を受賞した。アルトマン監督作には「ショート・カッツ」(93)、「プレタポルテ」(94)にも出演している。メグ・ライアンとの共演でラブコメに挑戦した「星に想いを」(94)、天真爛漫な社長を演じたコーエン兄弟作「未来は今」(94)、アカデミー賞の各賞にノミネートされた「ショーシャンクの空に」(94)でも実に清々しい演技を見せた。お間抜けさを炸裂させた「ナッシング・トゥ・ルーズ」(97)、サイコな男役で登場した「隣人は静かに笑う」(99)、ブライアン・デ・パルマ監督の「ミッション・トゥ・マーズ」( )、「ハイ・フィデリティ」( )ではポニーテール頭で宗教かぶれの胡散臭い男、「ヒューマンネイチュア」( 1)ではネズミにテーブルマナーを教え込む変人博士、そして「サベイランス -監視-」( 1)ではビル・ゲイツを思わせるコンピューター業界のカリスマ的な成功者役と、演技力を自在に発揮して様々な役を演じ続けている。2メートル近い長身に幼い顔がミスマッチなインテリの彼だが、近年は狡猾で腹黒い男の役が多い。クリント・イーストウッド監督作「ミスティック・リバー」( 3)では、少年期に男たちの欲望の犠牲になった出来事をトラウマとして抱え、少女殺人の嫌疑をかけられる男という屈折した役柄で抑制を利かせた演技を見せ、ついにアカデミー助演男優賞を受賞。マイケル・ウィンターボトム監督のSF「Code 46」( 3)では社会的立場と密やかな恋の狭間で揺れる男を繊細に演じた。途上国で性の奴隷となっている貧しい少女たちのドキュメンタリー「The Day My God Died」( 3)ではナレーションを務めている。政治風刺劇「ボブ★ロバーツ/陰謀が生んだ英雄」(92)では監督・脚本にも挑戦。タイトルロールを演じてゴールデン・グローブ賞にもノミネートされた。監督として2作目の「デッドマン・ウォーキング」(95)では、パートナーのスーザン・サランドンにアカデミー主演女優賞をもたらし、自らも監督賞候補に。演劇界を舞台にした群像劇「クレイドル・ウィル・ロック」(99)ではナショナル・ボード・オブ・レビュー賞を受賞。私生活では、「さよならゲーム」で共演した12歳年上のスーザン・サランドンと未婚のまま2児をもうけ、その後破局。弟のデヴィッド・ロビンスはティムの作品にも音楽を提供している作曲家。


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