人物情報

ジェームズ・カーン James Caan

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    生年月日
    1940/3/26
    出身地
    アメリカ/ニューヨーク州

コワもて系ハンサムで激情型、大ヒット作は少ないが、年をとる毎に男の色気が増してきた永遠の“悪ガキ”俳優。子供の頃はそれこそ、手のつけられない悪ガキだったらしいが、不思議と頭は良く、ナント16歳にしてミシガン州立大学に進学。しかし、お勉強は長続きせず、様々なアルバイトをしながら名門ネイバーフット・プレイハウスで演技を学んだ。やがて、「アンタッチャブル」や「ベン・ケーシー」、「コンバット」のような人気TVシリーズにゲストで出演する機会をつかみ、61年にはオフ・ブロードウェイの舞台でデビュー。ビリー・ワイルダー監督の「あなただけ今晩は」(63)で、ノン・クレジットながら映画デビューも果たした。「不意打ち」(64)の浮浪者役や、ハワード・ホークス監督の「レッドライン7 」(65)のカーレーサーと「エル・ドラド」(66)のギャンブラー役で注目され、「潜水艦X-1号」(67)、キャサリン・ロスと夫婦を演じた「悪魔のくちづけ」(67)、ロバート・アルトマン監督のSFスリラー「宇宙大征服」(67)など、アクション映画を中心に活躍していたところ、フランシス・フォード・コッポラ監督の目に止まり、「雨のなかの女」(69)で脳を損傷したアメフトヒーローを好演。そして、72年には「ゴッドファーザー」のソニー・コルレオーネ役に大抜擢され、コルレオーネ家の感情のままに振舞う長男を熱演、アカデミー助演男優賞にノミネートされる。その後、「ゴッドファーザーPARTⅡ」(74)にも出演。かくして、アクション俳優からの脱皮を試みた彼は、「ローラーボール」(75)のような社会的なテーマをはらんだアクション映画には出演したものの、「ファニー・レディ」(75)やニール・サイモン脚本の「第2章」のような小粋なコメディ、「続・男と女」(77)や「キスミー・グッバイ」(82)のようなラブロマンスにも挑戦するが、ヒット作には恵まれず、「キスミー・グッバイ」を最後にしばらく映画界を離れたことも。「カッコーの巣の上で」「クレイマー、クレイマー」「M☆A☆S☆H」「地獄の黙示録」のような名作への出演を断ってきたことも失敗の元だったかもしれない。87年、ベトナム戦争をテーマにした「友よ、風に抱かれて」で復帰。SF「エイリアン・ネイション」(88)、スティーヴン・キング原作の「ミザリー」(9 )、アメコミの映画化「ディック・トレイシー」(9 )、コメディ「ハネムーン・イン・ベガス」(92)、「デンバーに死す時」(95)、アーノルト・シュワルツェネッガー主演の「イレイザー」(96)など、次々に話題作に出演。特に、キャシー・ベイツに足を叩き折られるという世界一悲惨な作家を演じたロブ・ライナー監督の「ミザリー」が印象的で、インテリの役もハマることを証明した。最近では、文芸作「フィオナが恋していた頃」(98)、ヒュー・グラント主演のロマコメ「恋するための3つのルール」(99)、クライムサスペンス「裏切り者」( )、「誘拐犯」( )など、幅広いジャンルで渋い演技を見せている。ちなみに、主演作で一番のお気に入りは、マイケル・マン監督のアクション・スリラー「ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー」(81)だとか。ラース・フォン・トリアー監督の「ドッグヴィル」( 3)では、ギャングのボス役でわずかな出演ながら貫禄を示し、コメディ「エルフ ~サンタの国からやってきた~」( 3)では、エルフに育てられた男に息子だと名乗られ慌てる冷徹な出版社社長を演じている。 3年からスタートのTVシリーズ「Las Vegas」では、カジノの監視員役で主演している。 私生活は若干問題ありで、元妻や恋人を殴って訴えられたり、暴れたり壊したり、銃をちらつかせたり、ドラッグ依存を囁かれたりと、散々。離婚は3回で、95年に結婚した4人目の妻とは現在も続いているようだ。子供は全部で5人。息子のスコット・カーンは「オーシャンズ11」「オーシャンズ12」でお馴染みの若手俳優。


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