アンディ・サーキス

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アンディ・サーキスの詳細情報・プロフィール

生年月日

1964/4/20

出身地

イギリス/ロンドン

活動期間

1985年 -

詳細

「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズで、CGキャラ“ゴラム”の表情と動きを作り上げ、声も担当した、舞台を中心に活躍している実力派俳優。 イラク人医師の父親と教師の母親のもとに生まれたアンディ。当初は、画家を目指してランカスター大学で視覚芸術を専攻するが、演劇学も学ぶうちに関心が移り、バリー・キーフの舞台「Gotcha」に出演してからは演劇の道に進む決心をする。85年にランカスターのデュークス劇場に所属して本格的に演技を学び、多くの舞台を経験。89年にはマンチェスターに移り、「キャバレー」のMCや「三文オペラ」などに出演、マンチェスター・イヴニング・ニュース賞を獲得した。9 年代になると、ロンドンのロイヤル・コート・シアターを中心に活躍。その頃にはTVや映画にも登場するようになり、ギャングものヒットシリーズ「Finney」(94)で広く顔が知られた。99年には、チャールズ・ディケンズ原作の「オリバー・ツイスト」で大悪党ビル・サイクスを演じて評判に。映画デビューは、ブライアン・コックス主演の犯罪スリラー「Grushko」(93)。マイク・リー監督の「キャリア・ガールズ」(97)で不愉快なヤッピーを演じた後、同監督のミュージカル「Topsy-Turvy」)(99)ではイカれた振付師を好演。また、「マイ・スウィート・シェフィールド」(98)で高所恐怖症の男、ジュリアン・テンプル監督作「Pandaemonium」( )では18世紀の急進的政治思想家で詩人のジョン・セルウォールを演じた。そして、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズでキーとなるCGキャラクター“ゴラム”に生命と感情を吹き込み、スクリーンには姿が登場しないにも関わらず、その演技がファンや批評家から大絶賛される。特に、ゴラムが本格的に登場する「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」( 2)で大きな注目を浴びることに。最終作「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」( 3)では、物語の核ともなるキャラクターの複雑な魂を浮き彫りにしてみせる見事な演技で、エンパイア・アワード最優秀男優賞を受賞。 2年には、7 ～8 年代マンチェスター音楽シーンを描いた「24アワー・パーティ・ピープル」( 2)でも、エキセントリックな音楽プロデューサー、マーティン・ハネット役で個性的な存在感を示している。英国の役者らしく、現在も舞台に比重を置いているようだ。 私生活では、女優ロレイン・アッシュボーンとの間に3人の子供がいて、現在は北ロンドンで暮らしている。

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