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アカデミー賞候補、最有力の作品や俳優は? オスカー戦線を予想

映画

『アリスのままで』のジュリアン・ムーア、初の受賞なるか?
『アリスのままで』のジュリアン・ムーア、初の受賞なるか? クランクイン!

 公開作もほとんど出揃い、第87回アカデミー賞の状況が少しずつ見えるようになってきた。今のところ圧倒的なフロントランナーはいないものの、最も有力と見られるのは、リチャード・リンクレーター監督の『6才のボクが、大人になるまで。』と、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督の『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』だ。

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 『6才~』は、ニューヨーク、L.A.、サンフランシスコ、ワシントンDCなどの映画批評家協会からベスト作品に選ばれ、『バードマン』はゴッサム賞の作品賞を受賞したほか、ゴールデン・グローブと放送映画批評家協会賞に最多部門でノミネートされている。作品部門では、ほかに、『グランド・ブダペスト・ホテル』、『イミテーション・ゲーム』、『博士と彼女のセオリー』、『Selma(原題) 』も入りそう。『ゴーン・ガール』、『インターステラー』、『Unbroken(原題)』も可能性がある。

 リンクレーターとイニャリトゥは、監督部門でも最有力。監督部門でほかに候補に上がりそうなのは、デビッド・フィンチャー(『ゴーン・ガール』)、ウェス・アンダーソン(『グランド・ブダペスト・ホテル』、アヴァ・デュヴァーナイ(『Selma』)ら。この部門ではオスカーにノミネートされたことがないクリストファー・ノーラン(『インターステラー』)とアンジェリーナ・ジョリー(『Unbroken』)も、期待は持てるところだ。

 主演男優部門は、マイケル・キートン(『バードマン』)が今のところリード。エディ・レッドメイン(『博士と彼女のセオリー』)ベネディクト・カンバーバッチ(『イミテーション・ゲーム』)も候補入りはほぼ確実。デヴィッド・オイェロウォ(『Selma』)、スティーブ・カレル(『フォックスキャッチャー』)、ティモシー・スポール(『Mr. Turner(原題)』)、ジェイク・ギレンホール(『Nightcrawler(原題)』)らが残りの2枠を狙う。

 主演女優部門では、実力派で知られてきながら一度もオスカーを受賞していないジュリアン・ムーアが『アリスのままで』でついに獲得するかが注目されるところ。ムーアがフロントランナーながら、ほかにリース・ウィザスプーン(『Wild(原題)』)、フェリシティ・ジョーンズ(『博士と彼女のセオリー』)、ロザムンド・パイク(『ゴーン・ガール』)、ジェニファー・アニストン(『Cake(原題)』)なども、この部門を狙う。

 助演男優部門では、『Whiplash(原題)』のJ・K・シモンズと『バードマン』のエドワード・ノートン、助演女優部門では『6才~』のパトリシア・アークエットがほかをリードしている様子。外国語映画部門ではポーランドの『イーダ』ドキュメンタリー部門では『Citizenfour』が今までのところ、多くの賞を総なめにしてきている。アニメ部門は、L.A.、ボストン、トロントの映画批評家協会からベストアニメに選ばれた『かぐや姫の物語』と、ニューヨーク、シカゴ、サンフランシスコの批評家に選ばれた『LEGO(R)ムービー』の勝負になりそうだ。ノミネーション発表は現地時間1月15日、授賞式は2月22日。(文:猿渡由紀)

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