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『ワイスピ』ジャスティン・リン監督、TVシリーズ『S.W.A.T.』に懸ける新たな思い

海外ドラマ

ジャスティン・リン、製作総指揮を務める『S.W.A.T.』に懸ける思いを語る
ジャスティン・リン、製作総指揮を務める『S.W.A.T.』に懸ける思いを語る(C)AFLO

 ロサンゼルス市警の特殊武装戦術部隊“S.W.A.T.”の活躍を描いた往年の大ヒットドラマ『特別狙撃隊S.W.A.T.』がさらにパワーアップして完全復活。『クリミナル・マインド』のシェマー・ムーアを主演に迎え、映画『ワイルド・スピード』シリーズの巨匠ジャスティン・リンが製作総指揮・監督(第1話)を務めた新シリーズ『S.W.A.T.』が、いよいよ6月22日(金)22時よりスーパー!ドラマTVにて独占日本初放送される。これに先立ち、本作の指揮を取ったジャスティンが、新たなる挑戦を熱く語った。

【動画】ド派手なカーアクションも!『S.W.A.T.』予告映像

 『S.W.A.T.』は、「警察と地域社会の関係や人間ドラマを多層的に描いた作品だ」と主張するジャスティン。「表面的には、高度な訓練を受けた隊員たちのバトルを中心に描かれているように見えるが、同時に、危険な現場で任務に当たる姿を通して、彼らの“人間的な部分”も濃密に描いているんだ」と力説する。

 撮影の際には、『ワイルド・スピード』シリーズでの経験が大いに役に立ったという。「長年、テクニカル・アドバイザーといつも一緒に仕事をしてきたから、彼らのことはよく分かっている。いつも命懸けの仕事をしているが、仕事を終えて家に帰れば、我々が直面するような日常の問題にも対応しなければならない。彼らの勇敢な行動の裏にある“人間らしさ”を常に意識するように心がけていたことが、今回のドラマに生かされているんだ」。

 さらに、アクションを動かす“核”についても、「キャラクターたちの心の軌跡が原動力」と語るジャスティン。「第1話でメガホンを取ったが、どのアクションシーンも考え抜いて振り付けをした。1つ1つの動きに明確な理由があり、視聴者がより臨場感を味わえるようにも心がけた」と言葉にも力が入る。「当然、出演者たちには危険なアクションを要求したが、彼らは率先して引き受けてくれたよ。そうすることが、実際のS.W.A.T.隊員たちに敬意を示すことになるからね」。

 多様性溢れるS.W.A.T.のキャスティングについては、「どうすれば本当に才能のある俳優を集められるのか、そこが悩みどころだったが、人種をあえて意識せずに行ったことが結果的にいい方向へ導いてくれた。才能豊かな人材が集まったことで、本質的な多様性が得られたんだ」と自信をのぞかせる。とくに主演を務めるシェマーについては、「初めて会ったとき、彼といろいろ話し合って、今が完璧なタイミングだと感じた。それまで彼のことは名前しか知らなかったが、この作品は彼にとって自身の存在を証明するチャンスであり、彼はそのチャンスを何年も待っていたと分かった」と語り、運命的な出会いに感謝した。

 人間ドラマを“核”に置きながら、いや、置いているからこそ、アクションシーンにも熱が入る本作。リアルな隊員たちの活躍を描くために、本物のS.W.A.T.、ネイビー・シールズ、ロサンゼルス市警、サンディエゴ市警という4つの組織にテクニカル・アドバイザーを依頼したというジャスティン。「間違ったことを描かないようにしたかったし、話し合うべきことがあれば、それぞれのキャラクターについて徹底的に話し合った。キャストたちには全員、激しいトレーニングを受けさせ、僕は彼らのトレーニングの様子を見て、それぞれの能力に合ったアクションを考えるようにしたんだ」。

 第1話でメガホンを取ったものの、基本的には製作総指揮という立ち位置での参加となるジャスティンだが、「本シリーズの細部にいたるまで、とことん関わっていきたい」と明言。「キャストたちとは、すぐに家族のように打ち解けた。ただ、全22話を予定しているエピソードのアイデアは、僕にも分からない。全体のストーリーについて話し合うべきことも山ほどあるからね」。濃密なドラマを“核”にした壮絶アクション…果たしてどんな展開が待っているのか、期待で胸が膨らむばかりだ。

 海外ドラマ『S.W.A.T.』は、海外ドラマ専門チャンネル スーパー!ドラマTVにて6月22日(金)22時より独占日本初放送。

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