クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

木村多江、“ネチネチしたくない”下町気質の素もあらわに「脱・薄幸役」

エンタメ

木村多江、『後妻業』インタビュー
木村多江、『後妻業』インタビュー クランクイン!

 「脱・薄幸役!」 冗談めかして笑いつつ、木村多江はドラマ『後妻業』での自らのテーマ(?)を掲げる。彼女が演じるのは、実の父に遺産目当てで近づいてきた“後妻業”の女・小夜子と対峙する朋美。木村佳乃演じる最強の魔性の女を前に、これまでに見たことのない新たな木村多江の姿を見せてくれそうだ。

【写真】『後妻業』、木村多江インタビューフォト

 黒川博行の人気小説を原作にした本作。木村が演じる朋美は勝ち気で知的なキャリアウーマンで、内縁のパートナーと共に建築設計事務所を経営する。父の耕造(泉谷しげる)が倒れ、病院に駆け付けたことで、耕造の“妻”であると主張する小夜子と顔を合わせることになる…。

 この対立構造、そして彼女のキャスティングを聞くと、強大な“魔女”に翻弄され、父の資産をむしり取られていく薄幸の…とイメージしてしまいそうだが、さにあらず。「小夜子がだまし取ろうとしてくるのに対して、その正体を暴こうという意欲、負けん気が前面に出てくるタイプです」と明かす。

 「私自身、朋美ほど勝気ではないにせよ、決しておとなしいだけの人間ではないし、むしろ(これまで演じてきた薄幸の女性は)頑張ってそういう役を作り上げて演じてきたんです(苦笑)。だから、今回は私自身の素の明るさを出したり、近いところを感じて演じてます」。

 小夜子と朋美は、同い年ながらも水と油ほどタイプが異なり、罵り合い、さらにはビンタの応酬まで繰り広げるが、木村は2人の関係に、不思議な友情を感じるとも。

 「あくまでイメージですけど、男の子がケンカして仲良くなるってあるじゃないですか(笑)? あんな感じかなぁ? すごくムカついてるのにキライになれない…私、どういうこと!? みたいな(笑)」

 自身はもともと、さばさばしているタイプで、いわゆる女子同士の嫉妬やマウンティング意識による争いにも、参戦したことがなかったという。

 「ネチネチしたくないんですよね。下町気質もあって『白黒はっきりしちゃいなさい!』というのもありますが。ケンカしたくないのは、怒りじわを増やしたくないから(笑)。ほんとに時間の無駄ですからね。いかに笑いじわだけで年を重ねるかを考えて生きてきたので(笑)」。

1ページ(全2ページ中)

この記事の写真を見る

関連情報

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る