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乃木坂46・白石麻衣、卒業後は「後輩たちに新しい“乃木坂像”を作ってほしい」

映画

■「グループ全員の成長を私自身が見せなければ」

 本作への出演で女優としての存在感を示した白石だが、単身で臨んだ撮影現場では、グループに対する思いも巡っていたという。

 「一人っきりの仕事では自分自身をどれだけ出せるかはもちろんですが、心には乃木坂46の存在がやっぱり残っているんです。自分が出した結果によって『他のメンバーのきっかけにもつながればいいな』と思っていて。グループの看板を背負っている気持ちもあるし、全員の成長を私自身が見せなければという責任感のようなものを常にもっています」。


 これまでの活動を振り返っても“グループの顔”として、ソロの仕事も精力的にこなしていた白石。しかし、在籍期間は残りわずか。卒業に対して今何を思うのか、本音を明かしてもらった。

 「今はまだ想像するしかないですが、やっぱり自分だけになる不安も少なからずありますね。ハッキリと決断するまでは、オーディション当時から仲が良かった同じく一期生である松村沙友理以外には相談していなかったので、メンバーのみんなもきっと驚いたんじゃないかなと思います。ただ、前キャプテンの桜井玲香(2019年9月卒業)であったり卒業していったメンバーの活躍を見ていると勇気付けられるし、自分自身もぼんやりと将来像を思い描くようになってきました」。

■卒業後は「後輩たちに新しい“乃木坂像”を作ってほしい」

 一昨年頃から卒業していくメンバーが目立ち始めた乃木坂46であるが、これまで見送っていた立場から、自分自身が見送られる立場になる。離れるグループの未来像について「後輩のみんなに託したい」と白石は語る。

 「一期生や二期生の卒業を見送ってきた一方で、後輩のみんなが頼もしく成長してくれているから安心してグループを離れられるとも思っているんです。みんな乃木坂46が好きで入ってきてくれたメンバーばかりだし、自分たちが作ってきた空気感を大切にしてくれているのも伝わってきて。自分自身の卒業後はきっと、若い子たちがそれぞれ輝きながら新しい“乃木坂像”を作り上げていってくれると期待しています」。

 卒業してからも仕事に対しては「乃木坂46のメンバーである今とスタンスは変わらないはず」と話した白石。最後に、アイドルという肩書きがなくなった後、どういった活動をしていきたいか、将来像を尋ねた。


 「不思議なんですけど、今も『自分はアイドル』だという実感があまりなくて、一人の女の子として生きている感覚の方が強いんです。だから、卒業してからも、純粋に自分がやりたいことを突き詰めていきたいと思います。今回の作品を通して感情表現の仕方を学ばせてもらえたので、演技の仕事も続けていきたいし、ファッションや音楽に関わっていきたい思いもあります。実際の卒業が間近に迫ってきたら、より具体的に何をしたいのかが見えてくるような気がします」。

 本作で大役を務めた経験を経て、自分自身の成長をにじませた白石。グループ卒業後、どんな活躍を見せてくれるのか。彼女の未来にも期待していきたい。(取材・文:カネコシュウヘイ 写真:曽我美芽)

 映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』は2月21日より全国公開。

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