【解説/みどころ】
ニューシネマ全盛期に製作されたロード・ムービー。「イージー・ライダー」がアメリカ社会の病巣をえぐり出したのに対して、「断絶」は人間の心に焦点を当て、そこに潜むニヒリズムと諦観を描き出している。シボレーに乗るドライバーと整備士と若い女はポンティアックと大陸横断のレースをすることになる。途中、短距離の賭けレースをしたり、ヒッチハイカーを拾ったりしながらレースは進む。しかし、些細な理由でレースは中止となり、女はほかの青年について去って行く。アメリカの雑誌『エスクァイア』は公開当時、この映画を“1971年の最も重要な映画”と評した。
- キャスト
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ジェームズ・テイラー/
ウォーレン・オーツ/
ローリー・バード/
デニス・ウィルソン/
ハリー・ディーン・スタントン/
- スタッフ
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監督:
モンテ・ヘルマン
脚本:
ウィル・コリー
ルドルフ・ウォリッツァー
原作:
ウィル・コリー
- 原題
- TWO-LANE BLACKTOP
- 上映時間・制作年
- 102分/1971年
- 制作国
- 米
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