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濱口竜介監督『偶然と想像』フランスで大ヒット 仏版ポスター解禁

映画

 第71回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞した濱口竜介監督の短編映画集『偶然と想像』。このたび本作が、フランスで4月6日の公開からわずか3週間足らずで動員が10万人を突破したことを受け、パープル一色で構成されたフランス版ポスターが解禁された。

【写真】古川琴音ら出演、濱口竜介監督作『偶然と想像』場面写真ギャラリー

 本作は、「偶然」と「想像」をテーマにした3話オムニバスから成る濱口監督初の短編集。濱口監督自身が『ハッピーアワー』等のプロデューサー高田聡と共に企画立ち上げを行い、2019年夏から約1年半をかけて製作された。脚本もすべて濱口監督自身が手掛け、撮影は3話ともに『うたうひと』『ひかりの歌』の飯岡幸子が務めている。キャストは、第1話「魔法(よりもっと不確か)」に古川琴音、中島歩、玄理。第2話「扉は開けたままで」に渋川清彦、森郁月、甲斐翔真。第3話「もう一度」に占部房子、河井青葉が出演する。

 昨年開催された第71回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(審査員グランプリ)に輝いたほか、フランスのナント三大陸映画祭では最高賞〈金の気球賞〉と観客賞のダブル受賞、第17回CineFestミシュコルツ国際映画祭では最高賞にあたる〈エメリック・プレスバーガー賞〉を受賞。さらに、濱口監督の最新作『ドライブ・マイ・カー』がアカデミー賞国際長編映画賞を受賞したことで本作の注目度もより一層高まり、現在20ヵ国以上の国と地域で上映され、40以上の映画祭に出品されることになった。日本国内では2021年12月17日の公開から動員数は7万人を超え、現在も4ヵ月以上の大ヒットロングラン中だ。

 そんな本作がこのたび、フランスで4月6日の公開からわずか3週間足らずで動員が10万人を突破したことを受け(2018年公開の濱口監督作『寝ても覚めても』はフランスの最終動員が約10万人)、フランス版ポスターを解禁。フランス版ポスターは、白を基調とした日本版とは全く異なり、第2話「扉は開けたままで」の奈緒(森郁月)が大きく描かれ、パープル一色で構成されたシックな雰囲気のポスターとなっている。

 なお本作は、韓国でも5月4日より公開されることが決定。本作の第1話に出演している玄理は韓国での本格的活動を目指しており、公開に合わせて訪韓を予定している。

 映画『偶然と想像』は公開中。

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