もしも家族と友人たちが集うクリスマスが “人類滅亡の日”だったら…『サイレント・ナイト』予告
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キーラ・ナイトレイが主演を務め、ローマン・グリフィン・デイヴィスやリリー＝ローズ・デップらが共演するイギリス映画『サイレント・ナイト』より、予告編とメインビジュアルが解禁された。
【動画】男女12人が聖なる夜に繰り広げるブラックな狂騒曲『サイレント・ナイト』予告
本作は、人類を滅ぼす猛毒ガスが迫る中、“地球最後のクリスマスイブ”を過ごす男女12人が繰り広げるブラックな狂騒曲を描くホラーコメディ。『ラブ・アクチュアリー』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでおなじみのキーラ・ナイトレイが主演を務め、『ジョジョ・ラビット』で主演したローマン・グリフィン・デイヴィスが出演する。
今日はクリスマスイブのディナーパーティー。ネル（キーラ・ナイトレイ）とサイモン（マシュー・グード）、息子のアート（ローマン・グリフィン・デイヴィス）たち家族のもとに、親友たちが次々と集まってくる。しかし、今年はいつものクリスマスとは違っていた。あらゆる生物を死滅させる謎の猛毒ガスが地球全土を席巻し、明日にもイギリスに到達するのだ。大人たちはパーティーを満喫した後、政府が配布した【EXITピル】という自殺用の薬を飲み、共に“尊厳ある死”を迎えるという協定を結んでいる。果たして、彼らは“最後の聖夜”をどう過ごすのか…。
監督のカミラ・グリフィンはローマン・グリフィン・デイヴィスの母親で、ローマンの双子の弟ハーディとギルビーも出演。グリフィン監督は、クリスマス映画と終末的なディザスター映画という対極的なジャンルを融合させ、新型コロナのパンデミックを予見したかのような世界観を創出した。
予告編は、クリスマスイブのディナーパーティー当日、ネルの家族のもとに、親友たちが次々と集まってくるところからスタート。久々の再会を喜びつつ、ネルが腕をふるったご馳走と美味しいお酒を楽しむ一同。そんなパーティーの最中、ネルは「安らかな死を」という意味深なセリフで乾杯の音頭を取る。
実は大人たちが協定を結んでいることを知らない子どもたちは、人類を滅ぼす毒ガスの原因をめぐり「ロシアの陰謀説」「環境が悪化した地球による復讐説」など大人顔負けの主張をぶつけ合い、息子のアートは、スマホで毒ガスについて調べる。そんな子どもたちに、大人たちは「親として分かってほしいの。私たちは悪くない（でも、“死”を受け入れるしか、どうしようもない）」 と説明。しかし、純粋な子供たちは困惑する。そしてネルたちは「時間だ」と声をかけられ…。この後、本当に人類は絶滅してしまうのか。もしも、安らかな自殺を推奨している政府が間違っていたら…？
メインビジュアルは、クリスマスディナーのテーブルに一同が揃った様子を描いたもの。笑顔を見せる出席者のほか、華やかな雰囲気にそぐわない複雑な表情の登場人物たちも混ざっており、どこか不穏さを感じさせるビジュアルとなっている。
映画『サイレント・ナイト』は、11月18日より全国公開。
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