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母・戸田恵梨香、娘・永野芽郁、緊迫シーンが連続! 映画『母性』ファイナルトレーラー解禁

映画

映画『母性』メインビジュアル
映画『母性』メインビジュアル(C)2022映画「母性」製作委員会

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戸田恵梨香

永野芽郁

大地真央

高畑淳子

湊かなえ

 戸田恵梨香が主演を務め、永野芽郁が共演する映画『母性』より、ファイナルトレーラーが解禁された。

【動画】冒頭には東京国際映画祭の様子も! 映画『母性』ファイナルトレーラー映像

 本作は、累計発行部数120万部を突破した湊かなえの同名小説を映画化。ある未解決事件の語り手となる母娘を戸田と永野が演じるほか、物語に登場するひときわキャラの濃い母娘たちを、大地真央、高畑淳子、中村ゆり、山下リオが熱演。監督は廣木隆一が務める。

 第41回バンクーバー国際映画祭にて正式招待作品としてワールドプレミア実施。ガラ・セレクション部門作品として招待された第35回東京国際映画祭では、レッドカーペットや会見を華々しく飾り、ジャパンプレミアでの日本初上映から大反響が巻き起こったほか、先日発表された報知映画賞で作品賞や女優賞など4部門5ノミネート、日刊スポーツ映画賞でも監督賞にノミネートを果たした。

 ファイナルトレーラーの冒頭では、東京国際映画祭のレッドカーペットで見せた戸田と永野のドレス姿や、バンクーバー国際映画祭で大歓迎を受けた原作者・湊かなえが力を込めてコメントする様子、さらに数々の映画祭でのノミネートもずらりと並び、本作への圧倒的注目度をまざまざと感じさせる。

 のどかで美しい風景と対照的にミステリアスなメロディーが響く中、娘を愛せない母・ルミ子(戸田)の「私が間違えていたのです」という独白を皮切りに、愛されたい娘・清佳(永野)とのいびつな親子関係、義母(高畑)に理不尽なまでに虐げられる家庭環境…と、不穏な気配が次第に拍車をかけていく模様が映し出される。

 「なんで…!」とベッドの清佳をたたくルミ子の今にも壊れてしまいそうな表情や、清佳がルミ子へ投げかける「自殺したって本当なの?」という意味深な言葉、そして首に縄がかかったまま目をつぶり横たわる清佳を呼ぶルミ子の悲痛な叫び。果たしてこれは事故か、自殺か、殺人なのか? まばたきする間もなく差し込まれる緊張感があふれ出るさまざまなシーンからも謎がますますふくらみ、映像の締めくくりには、清佳を愛情たっぷりに強く抱きしめるルミ子と、かたやルミ子に首を絞められる清佳という、同じ出来事のはずなのに180度記憶が食い違った姿が捉えられている。果たして、いったい何が“真実”なのか? この母と娘の姿に惑わされてしまうこと必至のトレーラーだ。

 娘を愛せない母と母に愛されたい娘を見事に演じきった戸田と永野の2人には、原作者・湊かなえも「戸田さんの鬼気迫る演技に鳥肌が立ちました。永野さんの表情での演技も素晴らしかったです」と太鼓判を押している。

 だが、役作りにはかつてない苦労を味わっていた。これまでにないほど理解の難しい役柄だったと振り返っている戸田は「自分で自分のことが分からない、自分自身にも戸惑っている、知らないうちにそうなっていた、なぜそうなったのか分からない、というのが表現できればいいなと思って、その危うさと曖昧さを大事にしました」と語る。

 永野も役への理解を深めていくにあたり、戸田の存在が不可欠だったそうで「(戸田さんが)一緒に考えてくださるので心強く、こうだよ!じゃなくて、こういう流れもあるよね、確かにそういう風にも思うよね、と寄り添いながらヒントを一緒に導き出してくれたので、自分自身でもすごく考えながら過ごせませした」と明かしている。

 映画『母性』は、11月23日より全国公開。

映画『母性』ファイナルトレーラー

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