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『祈りのカルテ』最終回 “諏訪野”玉森裕太、緩和ケア科で最後の研修 衝撃の事実を知らされる

ドラマ

ドラマ『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』最終回より
ドラマ『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』最終回より(C)日本テレビ

 Kis‐My‐Ft2の玉森裕太が主演するドラマ『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』(日本テレビ系)の最終回が今夜17日に放送される。

【写真】余命わずかな広瀬(原田泰造)を囲む冴木(椎名桔平)と立石(松雪泰子) 『祈りのカルテ』最終回場面カット

 本作は、現役の医師でもある作家・知念実希人によるシリーズ累計18万部突破のベストセラー小説『祈りのカルテ』を実写化。患者の全てが書かれた“カルテ”を元に、主人公の研修医が問題を抱えた患者たちの秘密と嘘を優しく見破るハートウォーミング・ミステリーだ。藤森真実プロデューサー(日本テレビ)、脚本家・根本ノンジの『ハコヅメ!~たたかう!交番女子~』コンビが手がける。

■最終回あらすじ

 諏訪野(玉森)は緩和ケア科で最後の研修を受ける。指導医の窪啓太郎(高嶋政宏)から広瀬(原田泰造)の主治医に任命された諏訪野は、ベッドの上の広瀬に、やりたいことや行きたいところはないか尋ねるが、広瀬は「もう心残りなんてないよ」と静かに答える。

 お昼。研修医室はもっぱら進路の話題で盛り上がる。みんなは既に研修終了後の行き先を決めているようだが、諏訪野は広瀬のことで頭がいっぱいで、自分のことを考える余裕がない。昼休憩を終えた諏訪野は医局へ向かう途中、「諏訪野良太さんですよね」と、男から声を掛けられる。男は『警視庁捜査一課桜井公康』と書かれた名刺を出すと、広瀬のことで話が聞きたいと申し出る。

 諏訪野は桜井(山崎一)から広瀬の意外な過去を聞かされる。24年前、広瀬はとある会社から金を盗み、さらに警察官に暴行を働いた罪で、7年間服役していたという。さらに桜井は驚く諏訪野に、広瀬が冤罪である可能性があることも告げる。自責の念に駆られる桜井は、まもなく迎える定年前に白黒はっきりさせたいと広瀬に接触を試みるも、面会してくれないという。「広瀬さんに、私に、刑事に会うよう言ってもらえませんか?」。なぜ自分が、と尋ねる諏訪野に、桜井は「諏訪野先生、広瀬さんの息子さんですよね」と言い放つのだった。

 24年前、広瀬はビルの警備員をしていた。事件当日、広瀬の夜勤中に、ビルの最上階にある不動産会社の金庫から現金1億円が盗まれた。防犯カメラに、大きなボストンバッグを抱えて出て行く広瀬の姿が映っていたことから、警察が広瀬の自宅を家宅捜索したところ、盗まれた金の一部を発見。その際、広瀬が激しく抵抗し、捜査員の桜井に暴行したため、4月22日、現行犯逮捕されたのだった。

 当時を知る冴木(椎名桔平)の話では、逮捕された広瀬は家族に迷惑を掛けたくないと言って諏訪野の母と離婚し、その後一切の連絡を絶ったらしい。冴木の話を聞いても、諏訪野は頭の整理がつかない。混乱のまま広瀬の病室に入ると、「なんか悩んでる?」と広瀬に見抜かれる。それが進路の悩みだと勘違いした広瀬は「俺が考えてあげる!良太先生にぴったりの科!」とメモとペンを取り出す。

ドラマ『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』は日本テレビ系にて毎週土曜22時放送。

※高嶋政宏の「高」は「はしごだか」が正式表記

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