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『アバター:WoW』続編を一気に撮影した理由 “ストレンジャー・シングス・エフェクト”とは

映画

『アバター:WoW』には『ストレンジャー・シングス』が影響していた
『アバター:WoW』には『ストレンジャー・シングス』が影響していた 写真提供:AFLO

 今なお世界興行収入第1位を誇る『アバター』。13年ぶりの続編『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が公開されたばかりだが、すでに3作目は撮影も終わっているという。この影に『ストレンジャー・シングス』の影響があったことをキャメロン監督が明かした。

【写真】ジャック・チャンピオン演じるスパイダー

 『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の公開に合わせ、シリーズでメガホンをとるジェームズ・キャメロン監督がEWのインタビューに登場し、続編を一気に撮影した理由を明かした。

 「『ストレンジャー・シングス』は大好きだけど、ストレンジャー・シングス・エフェクトというものがあるよね。登場人物は高校生のはずなのに、27歳くらいに見える」。つまり、長期にわたって撮影を行うことで、子役が成長してしまうというのだ。

 『ウェイ・オブ・ウォーター』にも、年若い俳優は何人も出演しており、例えばスパイダー役のジャック・チャンピオンは、現在18歳だが、キャスティングされたのは12歳で、「麻の葉のようにグングン成長した」そうだ。

 本作は撮影を開始した直後に新型コロナウイルスの感染拡大が起き、撮影の中断を余儀なくされた。ニュージーランド政府に掛け合い、いち早く再開できたものの、当初6ヵ月で終える予定が大幅に延長された。キャメロン監督は、「ジャックが14歳から16歳になる直前まで撮影した。18ヵ月間にわたって彼を撮影したことになる」と振り返っている。

 撮影は同時並行で行い、午前中に『アバター2』を撮影し、午後に『アバター3』を撮影することもあったそうだ。

 『アバター』シリーズは全5部作となり、第3弾が2024年12月20日、第4弾が2026年12月18日、第5弾が2028年12月22日に全米公開を予定している。

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