クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

アカデミー賞主要6部門ノミネート! ケイト・ブランシェット主演『TAR/ター』場面写真9点解禁

映画

映画『TAR/ター』場面写真
映画『TAR/ター』場面写真(C)2022 FOCUS FEATURES LLC.

関連 :

ケイト・ブランシェット

ノエミ・メルラン

ニーナ・ホス

マーク・ストロング

トッド・フィールド

 第95回アカデミー賞の主要6部門にノミネートされているケイト・ブランシェット主演映画『TAR/ター』より、場面写真9点が解禁された。

【写真】現代音楽界を牽引する圧倒的なカリスマと“ター”と、彼女を取り巻く人物たちを捉えた『TAR/ター』場面写真

 本作は、『イン・ザ・ベッドルーム』『リトル・チルドレン』でアカデミー賞脚色賞に連続ノミネートされたトッド・フィールド監督が、2度のアカデミー賞受賞経験を持つケイト・ブランシェットとタッグを組んで贈る、16年ぶり待望の最新作。すでに、第80回ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)、第79回ヴェネチア国際映画祭女優賞など、世界の映画祭で43の受賞と197のノミネートを記録。先月には、第95回アカデミー賞で、作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞、編集賞、撮影賞の主要6部門にノミネートを果たした。

 世界最高峰のオーケストラの一つであるドイツのベルリン・フィルで、女性として初めて首席指揮者に任命されたリディア・ター。彼女は天才的な能力とそれを上回る努力、類まれなるプロデュース力で、自身を輝けるブランドとして作り上げることに成功する。今や作曲家としても圧倒的な地位を手にしたターだったが、マーラーの交響曲第5番の演奏と録音のプレッシャー、新曲の創作に苦しんでいた。そんな時、かつてターが指導した若手指揮者の死によって、彼女の完璧な世界が少しづつ崩れ始める─。

 芸術に全てを捧げ、様々な重圧から徐々に追い詰められていくリディア・ターを演じるのは、ケイト・ブランシェット。本作ですでに4度目となるゴールデングローブ賞、ヴェネチア国際映画祭女優賞、全米・NY・LAの批評家協会賞など名だたる賞を独占し、『ブルー・ジャスミン』に続くアカデミー賞も最有力との呼び声が高まっている。

 脇を固める共演者は、『燃ゆる女の肖像』のノエミ・メルラン、『あの日のように抱きしめて』のニーナ・ホス、『インディー・ジョーンズ/最後の聖戦』のジュリアン・グローヴァ―、『キングスマン』のマーク・ストロングら実力派が集結。音楽は『ジョーカー』でアカデミー賞作曲賞を受賞した気鋭のチェリストであり作曲家のヒドゥル・グドナドッティルが担当、全編を美しいスコアで彩る。

 今回解禁された場面写真は9点。ターが、ベルリン・フィルの首席指揮者としてタクトを振るう姿やオーケストラのメンバーを叱咤する姿のほか、ターの心の支えでもあるヴァイオリン奏者のシャロン(ニーナ・ホス)と過ごす様子や、自宅で指揮の構成にふける場面など、“現代音楽界を牽引する圧倒的カリスマ”として君臨するターの日常と、そんな彼女を取り巻くさまざまな思惑を抱えたキャラクターたちを切り取ったものとなっている。

 フィールド監督は、本作を発想した経緯について「子どもの頃に何が何でも自分の夢を叶えると誓うが、夢が叶った途端、悪夢に転じるというキャラクターについてずっと考えていた」と振り返る。そして「リディア・ターは芸術に人生を捧げた結果、自分の弱みや嗜好をさらけ出すような体制を築き上げてしまったことに気づく。彼女はまるで全く自覚がないかのように、周囲に自分のルールを強要する。しかし、作家のジャネット・マルカムが言うように、『自覚していたとしても、非道は許されない』のだ」と語っている。

 映画『TAR/ター』は、5月12日より全国公開。

この記事の写真を見る

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る