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ヴェネチア国際映画祭2冠! 映画『サントメール ある被告』、ケイト・ブランシェット絶賛コメント入り特報解禁

映画

 第79回ヴェネチア国際映画祭で2冠に輝き、今年度アカデミー賞(R)のフランス代表にも選出された映画『サントメール ある被告』より、実際の裁判記録をセリフに使った緊迫感あふれる特報が解禁された。俳優ケイト・ブランシェットも絶賛の言葉をおくっている。

【動画】ケイト・ブランシェットも絶賛! 映画『サントメール ある被告』特報

 本作は、フランス北部の町サントメールで実際にあった裁判をベースに描く衝撃の法廷劇。2022年の第79回ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞(審査員大賞)と新人監督賞の2冠に輝き、今年度アカデミー賞(R)のフランス代表にも選出されるなど、世界の映画祭を席巻した。

 フランス北部の町、サントメール。若き女性作家ラマは、ある裁判を傍聴する。被告は、生後15ヵ月の幼い娘を殺害した罪に問われた女性ロランス。セネガルからフランスに留学し、完璧な美しいフランス語を話す彼女は、本当に我が子を殺したのか? 被告本人の証言も娘の父親である男性の証言も、何が真実かわからない。弁護士、検事、裁判官…そして偶然ラマは被告の母親と知り合い…。

 監督は、『私たち』(2021年)で第71回ベルリン国際映画祭エンカウンターズ部門最優秀作品賞を受賞するなど、ドキュメンタリー作家として国際的に高い評価を受けてきたセネガル系フランス人女性監督アリス・ディオップ。撮影監督に『燃ゆる女の肖像』のクレア・マトン、脚本にはゴンクール賞作家のマリー・ンディアイが参加している。

 このたび公開された特報は、「実際の裁判記録をセリフに使用した」という斬新な演出による法廷の緊迫感や裁判を傍聴するラマの混乱が生み出すサスペンスが目を奪う。

 映画『TAR/ター』も絶賛されるケイト・ブランシェットも「この監督に演出されたい」という俳優ならではのリアルなコメントを寄せている。

 映画『サントメール ある被告』は、7月14日より全国順次公開。

映画『サントメール ある被告』特報

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