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山崎貴監督「僕が今まで作ってきた映画の集大成に」 ゴジラ実写版最新作、タイトル決定&特報解禁

映画

 11月3日“ゴジラの日”に公開される実写版ゴジラ30作目となる最新作のタイトルが、『ゴジラ‐1.0(ゴジラマイナスワン)』に決定。併せて、ティザービジュアル、特報映像が解禁された。

【動画】無(ゼロ)から負(マイナス)へ、ゴジラが日本を叩き落とす! 映画『ゴジラ‐1.0』特報

 1954年に初めて姿を現して以来、日本のみならず世界中を魅了し、衝撃を与え続けてきた怪獣「ゴジラ」。そのゴジラ生誕70周年を迎える2024年に先駆けた一大プロジェクトとして、昨年、最新作の製作決定を発表。本作は、70周年記念作品であり、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目という特別な節目、さらには“令和”で最初のゴジラとなる最新作だ。

 本作の監督・脚本・VFXを務めるのは、自身もゴジラのファンであることを公言する山崎貴。自身が監督した『ALWAYS 続・三丁目の夕日』でも冒頭にゴジラを登場させてファンを驚かせ、映像監督を務めた西武園ゆうえんちのアトラクション「ゴジラ・ザ・ライド」では驚異のゲスト満足度・97%を叩き出すなど、ゴジラとゆかりのある山崎監督が、満を持してゴジラ最新作に臨む。

 本作の舞台は、戦後、すべてを失った日本。戦後、無(ゼロ)になった日本へ追い打ちをかけるように現れたゴジラがこの国を負(マイナス)に叩き落す。史上最も絶望的な状況での襲来に、誰が、そしてどうやって…日本は立ち向かうのか―。タイトルは『ゴジラ‐1.0(ゴジラマイナスワン)』に。

 そしてティザービジュアルには初解禁となる本作のゴジラが写り込み、荒々しくも神々しい姿を見せている。“戦後、日本。無(ゼロ)から負(マイナス)へ。”という言葉が添えられ、想像を絶する危機を予感させる。

 30秒の特報映像では、戦後、復興の兆しも虚しく、日本がゴジラによって破壊されていく光景が映し出されていく。日本を絶望的な状況に叩き落とす本作のゴジラは強く、怖く、そして近く演出され、強烈な衝撃を与える内容になっている。ティザービジュアルのポスター、および特報映像は、7月14日以降、全国の映画館(※一部を除く)にて順次掲出・上映される。

 山崎監督は「何もかもを失った戦後の日本。そこに追い打ちをかけるような、かつてない絶望を与える存在を描く。そんな意味も込めて『ゴジラ‐1.0』というタイトルは生まれました。そしてそのことを描くために『恐怖』そのものが歩いてくるかのように見えるゴジラの姿と、絶望に絶望を塗り重ねるような設定をスタッフ共々作り上げてきました」とコメント。そして、「僕が今まで作ってきた映画の集大成になっていると思います。そしてそれは劇場で『観る』のではなく、『体験』するにふさわしい作品になったと思います。ぜひ最恐のゴジラを最高の環境で体感していただきたいと思います」とメッセージをおくった。

 また、日本公開から約1ヵ月後の12月1日に、北米の映画館でも公開されることが決定。英語表記は『GODZILLA MINUS ONE』。

 映画『ゴジラ‐1.0』は、11月3日より全国公開。

映画『ゴジラ‐1.0』特報

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