トム・クルーズ、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』公開10年をインスタで祝う
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トム・クルーズが、桜坂洋の傑作SF小説を基に映画化した『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の公開10年を祝い、共演のエミリー・ブラントをはじめ、キャストやスタッフに感謝を綴った。
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現地時間6月6日にトムがインスタグラムを更新し、2014年公開のSF映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のクリップ映像を公開し、記念すべき公開10周年を祝った。
「『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の劇場公開から10年になります。この機会に、素晴らしい友人で才能ある俳優、エミリー・ブラントに感謝を捧げます。本作で見せた彼女の演技が大好きです。彼女の献身、ユーモア、脆さと強さ。彼女は全てを見せてくれました」とキャプションで綴る。
「記念日に際し、素晴らしい思い出がよみがえります。ダグ・ライマンとの初コラボ、不屈のブレンダン・グリーソンとの再共演、そして偉大なる故ビル・パクストンとの初共演。彼の演技と彼が作り上げたキャラクターは、本作に決して消えない足跡を残しました」と続ける。
本作は謎の侵略者“ギタイ”からの激しい攻撃で、滅亡寸前に追い込まれた世界を舞台に、最前線に送り込まれた戦闘スキルゼロのケイジ少佐(トム)が意図せずタイムループを繰り返すなか、最強の女性兵士リタ(エミリー)と出会うことで、彼女により強靭な“兵器”に作り上げられていく様を描く。
このストーリーに触れトムは、「こうしたトーンの作品は簡単に作れるものではありません」と言及。「クリストファー・マッカリーによる脚本と物語があってこそ、映画が生きたのです。製作を助けてくれたチーム全員の献身のおかげで、製作は喜びそのものでした」と綴る。
「長年本作を楽しんできてくれた皆さん、ファンでいてくれてありがとう。製作のワーナー・ブラザースにも感謝します。僕らが手掛ける素晴らしい映画について、もっと多くのことをシェアするのが待ちきれません」と締めくくった。
トムは今年1月、ワーナー・ブラザースと戦略的パートナーシップを締結。同スタジオで、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の新作映画に出演することが発表されている。同作については、ストーリーなど詳しいことは不明だが、イニャリトゥ監督と『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のニコラス・ヒアコボーネ、アレクサンダー・ディネラリス・Jr.、サビーナ・バーマンが共同で脚本を手掛けるそうだ。