「青いユニフォーム着られなくなると思え」 元サッカー日本代表が明かす海外移籍秘話
サッカーのメインコメンテーターとしてサッカー元日本代表の槙野智章さんが15日放送の『ABEMAスポーツタイム』(ABEMA)に出演。自身の体験として、海外のクラブからオファーがあったときの秘話を明かした。
【写真】ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノさん
この日の放送には、サッカーのメインコメンテーターとしてサッカー元日本代表の槙野智章さん、コメンテーターとして同じくサッカー元日本代表の遠藤保仁さん、お笑いコンビ・ウエストランドの井口浩之が出演し、サッカーの移籍市場に関する数々のスクープを報じてきた、ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノさんに日本のテレビで初めて独自インタビューした模様を放送した。
移籍市場の話題にちなみ、スタジオでは遠藤さんと槙野さんが今だから話せる“移籍裏話”を披露。井口が「遠藤さんはずっとJリーグでやられていたけど、海外から話があったことも?」とズバリ直撃すると、遠藤は「ありがたいことに、それなりにはきてました。自分が好きな国じゃないから行かなかった、ただそれだけ。スペインやポルトガルだったら、たぶん行ってましたね」とぶっちゃけ。
槙野も「僕はドイツに行ったけど、アジアチャンピオンズリーグに結構出ていたので、中東とか中国の相手チームからよく話がありました」と告白。これに、井口は「とんでもない額のお金をもらえそう。よく断れましたね?(笑)」と切り込むと、槙野は「当時の日本代表監督だったハリルホジッチさんの友人のチームからオファーがあった。ある日、別部屋に呼ばれて、『どうするの? もし行くんだったら、“青いユニフォーム”はもう着られなくなると思え』と言われました」と振り返った。
また、ロマーノさんの“ロマーノ砲”に負けじと、槙野さんが“マキーノ砲”を発射。日本代表キャプテンの遠藤航選手に関する特ダネを伝えた。リヴァプールに移籍して2年目となった遠藤選手は、今シーズンは出場機会になかなか恵まれず、移籍のウワサがささやかれることも。これに、槙野さんは「遠藤選手の関係者の方と話しましたけど、『試合に出ていなくても強度の高いトレーニングをできているから、本人はリヴァプールでやりたい意思が強い』と言っていた」と言及。続けて、「マキーノ砲はほぼゼロに近いですけど(笑)」と話していた。
『ABEMAスポーツタイム』は毎週日曜22時放送。無料見逃し配信中。