『ツイン・ピークス』イベントにリンチ監督＆キャスト集結 謎な詩の朗読に会場騒然!?
海外ドラマ
一大ブームを巻き起こした海外ドラマ『ツイン・ピークス』のTVシリーズ＆劇場版が収録される『ツイン・ピークス 完全なる謎』ブルーレイBOXの発売を記念して、本BOXの特典映像『削除シーン集 もうひとつのシーン集（The Missing Pieces）』のワールドプレミアがロサンゼルスにて開催され、デヴィッド・リンチ監督や懐かしのキャストたちが集結した。
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このシーン集は、劇場版『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間』でカットされた場面や別テイクをリンチ監督自らが編集をし、約90分の映像作品としてまとめたファン待望のフッテージ集。。
プレミア当日、会場となったヴィスタ・シアターには、懐かしのキャスト、シェリル・リー（ローラ役）、レイ・ワイズ（ローラ・パーマーの父リーランド役）、グレイス・ザブリスキー（リーランドの妻セーラ役）、キャサリン・E・コールソン（丸太おばさん役）、メッチェン・エイミック（シェリー・ジョンソン役）らが登場し、それぞれ『ツイン・ピークス』の思い出を語った。
「リンチが手掛けたおかげで脚本は他のドラマよりも優れていた。特別な作品に関わっているという感覚を共有していた」とレイ。グレイスは「監督はいつも現場にやってくると、なにか問題に気づき、じっくりと考える。それについて不平不満を言うのではなく、さらにイケナイことで解決しようとする。最終的には、予定していたどんなものよりも素晴らしいものに仕上がるの」と当時のエピソードを振り返った。
当のリンチは上映開始前に登壇するやいなや、おもむろにメモを取り出し木材をテーマにした謎の詩の朗読を始め、撮影の思い出や「削除シーン集」について聞きたい来場者の期待を見事に（!?）裏切ったそう。さらに上映後、リンチ本人がパーマー一家にインタビューを行うという演出があり、その“合図のなき”謎な終わり方に会場はあっけにとられ、またも鬼才・リンチに振り回される結果となった。
『ツイン・ピークス 完全なる謎』ブルーレイBOX（数量限定生産）で7月29日発売、価格は2万9000円（税抜）。
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