稲垣吾郎、「奇人変人ぶりは負けない」ベートーヴェン役に自信
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ベートーヴェンの半生を綴る舞台『No.9‐不滅の旋律‐』の製作発表会見が14日に行われ、出演者の稲垣吾郎と大島優子が登場。本格的な舞台は初めてとなる大島は「緊張して溶けそうです。右も左もわかりませんが、魂を込めてやりたい。いろんなものを吸収していきたい」と意気込みを語った。
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稲垣は第一声、「まさか自分がベートーヴェンをやることになるとは思いませんでした。スマップの中でも奇人変人ぶりは負けないので、ベートーヴェンのようにお客さんの心をとらえるようにできれば」と心境を明かす。
また、実在の人物を演じるにあたって、「彼のパーソナルな部分は知らなかったし、面白いと思いました。また、脚本も面白かったです。さまざまな人間関係に囲まれて人生を送っていったんだなと思いました。とにかく、ひとつひとつ丁寧に演じていければと思います」と語った。
演出の白井晃、脚本の中島かずきから「女所帯でトップを走っていた人は気が強いに違いない」と言われていた大島は「確かにそうだと思います。今回、初舞台なのでへし曲げてもらうくらいな感じで叩き込んで欲しい。踏み潰されてもくさらないようにやっていきたい」と力強いコメントを残した。
本作は、数々の名曲を生み出した天才ベートーヴェンが聴覚を失ってから、最後の交響曲「第九番」を生み出すまで、どのような半生を送ったかを綴る物語。閉ざされた聴覚の中で聞こえてくるのは音楽か耳鳴りか。ベートーヴェンが絶望の中で、もがきながら音楽を生み出す姿を描く。
舞台『No.9‐不滅の旋律‐』は10月10日から25日まで東京・赤坂ACTシアター、10月31日から11月3日まで大阪・オリックス劇場、11月13日から15日まで北九州芸術劇場大ホールにて上演。
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