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ジェイク・ギレンホール、最新作は“コヨーテ”から役作り 12キロ減量で怪演披露

映画

『ナイトクローラー』 場面写真
『ナイトクローラー』 場面写真(C)2013 BOLD FILMS PRODUCTIONS,LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

 本年度のアカデミー賞、脚本賞にノミネートされ、ジェイク・ギレンホールが主演を務める『ナイトクローラー』が8月22日より公開される。本作でジェイクは、狂気に満ちた男を熱演しており、その素晴らしい演技に絶賛の声が相次いでいるが、彼の怪演は“コヨーテ”からイメージしていたという。

【関連】ジェイク・ギレンホールの熱演が光る『ナイトクローラー』場面写真

 本作で、ジェイクが演じるのは、ごく普通の男ルイス。ある日、テレビ局に悲惨な映像を売って稼ぐ「ナイトクローラー」と呼ばれる報道専門の映像パパラッチの存在を知ったことから、自身もビデオカメラ片手に走り回り、やがて一線をも越えてしまう。

 ジェイクは、本作を演じるに当たって、12キログラムもの大減量を行い、不気味な存在感と目のくぼみを作ってそのキャラクターを造形した。その役作りに当たってイメージしたのは、“コヨーテ”だ。

 ダン・ギルロイ監督は、役柄のイメージとしてこの動物をあげ、「コヨーテというのは、夜になると餌を探して山から出てくる動物だ。あの動物は常に痩せこけていて、太ったコヨーテというのは存在しないんだ」と説明。コヨーテは、オオカミと近縁でありながら、地球上で最も適応力のある動物と言われ、環境の異なる生育地で生き残っていくための総合力が備わっている動物でもある。

 本作でジェイクが演じるルイスは、まさにコヨーテとも言うべき高い環境適応力と学習能力で、ナイトクローラーとしての才覚を現していく。映画鑑賞前にコヨーテの生態を調べておくと、ルイスとの共通点を見出し、より楽しめるかもしれない。

 映画『ナイトクローラー』は8月22日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほかで全国順次公開。

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