『ジョーカー・ゲーム』TVアニメ化決定！このミス第2位の原作者も「興味津々」

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公開日：2015/8/14 13:00

『ジョーカー・ゲーム』TVアニメ化決定！このミス第2位の原作者も「興味津々」の

　東京、上海、ロンドンといった世界各地を舞台に、帝国陸軍のスパイ養成部門“D機関”が暗躍する姿を描いた小説『ジョーカー・ゲーム』がTVアニメ化されることがわかった。

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　本作は、2008年度「このミステリーがすごい！」で第2位、週刊文春ミステリーベスト10で第3位にランクイン、第30回吉川英治文学新人賞及び第62回日本推理作家協会賞を受賞した、柳広司によるミステリー小説が原作。2015年1月には亀梨和也主演で映画化されたことも記憶に新しい。

　昭和12年秋、帝国陸軍の結城中佐によって、スパイ養成部門“D機関”が極秘裏に設立された。機関員として選ばれたのは、東京や京都といった一般の大学を卒業し、超人的な選抜試験を平然とくぐり抜けた若者達。彼らは魔術師のごとき知略を持つ結城中佐のもと、スパイ活動に必要なありとあらゆる技術を身につけ、任地へと旅立っていく。スパイにとって自決と殺人は最悪の選択肢であるとするD機関は、陸軍中枢部から猛反発を受けつつも、味方を欺き、敵の裏をかき、世界中を暗躍する…。

　監督は、『攻殻機動隊新劇場版』や『ROBOTICS；NOTES』の監督も務めた野村和也。キャラクター原案には、『DOGS／BULLETS＆CARNAGE』、漫画連載や『セブンスドラゴンIII code：VFD』キャラクターデザインを務めた三輪士郎、アニメーション制作は『攻殻機動隊』シリーズや『黒子のバスケ』のアニメーション制作で知られるプロダクションI.Gが担当する。

　また、今回、陸軍のスパイマスターで、底知れぬ頭脳の持ち主である結城中佐のティザービジュアルも公開された。厳しい表情をした姿は、スパイという過酷な物語の世界観を想像させる。

　さらに公式サイトでは、原作者である柳広司からの「『ジョーカー・ゲーム』がアニメになるなんて、正直思ってもいませんでした。アニメという新たな世界で『ジョーカー・ゲーム』がどう生まれ変わるのか、もはや原作者の立場を忘れて興味津々、今から出来上がりを楽しみにしています」といったアニメ化へのコメントも公開されており、期待が高まる。