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アカデミー賞“白人候補問題” ウーピー・ゴールドバーグ、授賞式ボイコットに持論

映画

アカデミー賞の白人候補者問題に言及した女優ウーピー・ゴールドバーグ
アカデミー賞の白人候補者問題に言及した女優ウーピー・ゴールドバーグ(C) AFLO

 第88回アカデミー賞ノミネーションで演技部門の俳優候補が全員白人だったことに対して各方面から批判の声が上がる中、女優ジェイダ・ピンケット=スミスやスパイク・リー監督がアカデミー賞ボイコットを表明したが、映画『ゴースト/ニューヨークの幻』(90)でアカデミー賞助演女優賞を受賞した黒人女優ウーピー・ゴールドバーグは、「ボイコットすべきは授賞式ではない」と持論を展開したという。

【関連】第88回アカデミー賞主要部門を写真で見る

 海外ドラマ『フルハウス』の女優キャンディス・キャメロンとウーピーを含む5人の女性がホストを務めるトーク番組『The View(原題)』にて、アカデミー賞における白人候補者問題について語ったウーピー。人種問題は常にあるのに、話題になるのはアカデミー賞の時期だけと怒りを隠さなかった。ウーピーの怒りは候補者が全員白人だということに向けられているのではなく、「誰よりも人種の多様性を反映した映画を作る小規模の製作会社があっても、サポートが少ないから」と説明した。

 アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーの会員の投票によって候補者と受賞者が決まるアカデミー賞。会員であるウーピーは、アカデミーの会員の大多数が白人であることが問題ではないという。「ノミネートする人たちの大多数が白人であることが問題なのではない。黒人やラテン系、女性などのマイノリティが出演する映画の製作を支援できる人たちが、援助の手を差し伸べないことが問題なのよ。黒人映画の入る余地はないと思われているからよ」と語っている。『アベンジャーズ』のような映画で人種の多様性が反映されない限り、問題は解決しないという。

 「ボイコットすべきは授賞式ではない。人種の多様性を反映していない映画を観に行かないことよ」とウーピー。演技部門で候補者が『白人ばかり』と言うのであれば、候補になった男優・女優たちよりも上の演技を見せた黒人俳優・女優は誰かということを、きちんと考えるべきと熱く語っていた。

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