『関ヶ原』『ダンケルク』、“リアルを追求する”大迫力の戦争超大作が続々の夏休み!
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今年の夏は、娯楽大作以外にも『ハクソー・リッジ』『関ヶ原』『ダンケルク』といった、史実を基に、実力派の監督と俳優たちがタッグを組んだ本格派の作品がそろい踏みしている。
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『ハクソー・リッジ』(公開中)は、ハリウッド俳優のメル・ギブソンが『アポカリプト』以来10年ぶりにメガホンを取り、第2次世界大戦の沖縄戦で75人の命を救った米軍衛生兵デズモンド・ドスの実話を映画化した戦争ドラマ。
映画は第2次大戦の沖縄戦線で、圧倒的な戦力を誇るアメリカ軍と、敗色濃い日本軍による20日間にも及ぶ血みどろの持久戦を再現。第89回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞など6部門でノミネートされ、編集賞と録音賞の2部門を受賞した。
『関ヶ原』(8月26日公開)は司馬遼太郎の名作小説を、岡田准一、役所広司、有村架純ら豪華キャスト共演で映画化。『日本のいちばん長い日』の原田眞人監督が、石田三成の義を貫いた生き様を軸に関ヶ原の戦いを描き出す。撮影は2016年8月から11月にかけて、京都・滋賀などを中心に約2ヵ月半行われ、京都・東本願寺、彦根城など各地の名だたる国宝級・歴史的建造物でロケを敢行した。
エキストラ総数3000人規模、延べ400頭にも及ぶ騎馬や鉄砲隊が入り乱れる合戦シーンは大迫力の映像となってスクリーンに映し出される。岡田准一が三成、役所広司が家康役を演じ、三成を命がけで守りながら彼に密かに恋心を抱く忍び・初芽役を有村が演じる。
クリストファー・ノーラン監督の『ダンケルク』(9月9日公開)はトム・ハーディ、キリアン・マーフィー、ケネス・ブラナーが出演し、第二次世界大戦の「ダンケルクの戦い」を描く歴史戦争映画。CGIを自作に持ち込むことを極端に嫌うノーラン監督が、実際に戦闘が行われた地ダンケルクでの撮影が行うなど、どこまでもリアルを追求したつくりになっている。
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