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明日海りお、『ポーの一族』エドガー役に原作者・萩尾望都「イメージ以上!」と大絶賛

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宝塚歌劇花組公演 ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』制作発表会の様子
宝塚歌劇花組公演 ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』制作発表会の様子 クランクイン!

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 宝塚歌劇花組のトップスター・明日海りおが16日、都内で行われた、萩尾望都の名作漫画を舞台化したミュージカル『ポーの一族』製作発表会に、トップ娘役・仙名彩世、柚香光と共に登壇した。主人公・エドガーを演じる明日海は「先生方とファンの皆さまにご納得いただけるものを作りたい。漫画というのは音声がないので、自分のイマジネーションをフル活用して演じたいと思います」と意気込みを語った。

【関連】宝塚歌劇花組公演 ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』制作発表会の様子

 1972年に「別冊少女コミック」に第1作目を発表以来、少女漫画の枠を超えて幅広い読者を獲得してきた『ポーの一族』。今回の舞台は、演出の小池修一郎が「いつか舞台化させて欲しい」と申し出て以来30年余り、萩尾があらゆる上演希望を断り続けた末ついに実現に至った。永遠に年をとらず生き永らえていくバンパネラ“ポーの一族”に加わったエドガーが、アラン(柚香)やメリーベル(華優希)を仲間に加え、哀しみをたたえつつ時空を超えて旅を続ける姿を描くゴシック・ロマン作品である。

 明日海は、自身が演じるエドガーについて「すべてが魅力的。表情や目のさみしさ、後頭部に感じるオーラ…少年なのにセクシーで、惹きつけられる。それを私がどう表現していいか悩んでいます」と語る。しかし、この日の発表会の冒頭、本作の一部をパフォーマンスした明日海を観た萩尾は、その圧倒的な存在感に「心臓がバクバクして…。言葉にならない。イメージ以上でした」と絶賛していた。

 明日海が「稽古場でエドガーと呼ばれるのが畏れ多い。それくらい本当に特別な作品。その自覚をしっかり持って、力を合わせて作っていきたいと思います」と意気込みを語ると、萩尾は「私のイメージを超えた美しい世界が目の前に広がるという予感がいっぱい。今からドキドキわくわくしています」と期待を込めた。

 ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』は、宝塚大劇場で2018年1月1日~2月5日、東京宝塚劇場で2月16日~3月25日に上演。

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