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篠原涼子×西島秀俊×堤幸彦監督がタッグ 東野圭吾原作『人魚の眠る家』映画化決定

映画

篠原涼子&西島秀俊、東野圭吾原作の実写映画『人魚の眠る家』で初共演
篠原涼子&西島秀俊、東野圭吾原作の実写映画『人魚の眠る家』で初共演

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 東野圭吾の作家デビュー30周年を記念して書かれ、発売から1か月で27万部を超えるベストセラーとなった小説『人魚の眠る家』が、篠原涼子、西島秀俊の初共演で映画化されることが分かった。本作のメガホンを取るのは、『トリック』シリーズや『SPEC』シリーズ、映画『イニシエーション・ラブ』『天空の蜂』を手掛ける堤幸彦監督が担当する。

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 本作は、愛するわが子の悲劇に直面し“愛”か“欲望”かという、究極の選択を迫られた夫婦の姿を描いたヒューマンミステリー。2人の子どもを持つ、播磨薫子(篠原)と会社を経営する和昌(西島)の夫婦。別居状態で娘の小学校受験終了後に離婚が決まっていた夫婦であったが、そんなある日、娘の瑞穂がプールで溺れ意識不明に。医師からは「脳死」と診断されたが、やがて、前例のない延命治療で生き長らえた娘を前に、夫婦の狂気や苦悩がみえてくる…。

 主演の篠原は、原作の印象について「同世代の子どもを持つ親として自分だったらどう向き合うのか? 薫子の様に強くなれるだろうか? なかなか答えの出ないテーマの作品だと、ずっと心の中に残っていました」と吐露。その気持ちがありつつ、今回の出演にあたり「スタッフ、キャストの方々と共に向き合えるのは運命かもしれません」と思いを寄せている。

 また、堤組初参加となる西島は「愛する子供の命の選択を迫られるという東野圭吾さんの意欲的な作品に、主演の篠原涼子さんと、夫役として本作でご一緒できることが今から楽しみです」とコメント。堤監督も「原作に描かれていることはたいへん難易度の高い内容ですが、それはどの夫婦にも親子にも突きつけられる究極の問題であり、だからこそ挑戦すべき作品だと確信しています」と意気込んでいる。

 映画『人魚の眠る家』は、2018年11月より全国公開。

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