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マット・デイモンに批判殺到 『オーシャンズ11』女性版カメオ出演がお蔵入りの可能性

映画

セクハラ問題に関する発言で反発を買ったマット・デイモン
セクハラ問題に関する発言で反発を買ったマット・デイモン(C)AFLO

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 スティーヴン・ソダーバーグ監督の群像犯罪コメディ『オーシャンズ11』シリーズ。スピンオフとして、サンドラ・ブロックやアン・ハサウェイら豪華女優陣が出演する女性版『Ocean’s 8(原題)』が2018年6月に全米公開予定だが、オリジナルシリーズにライナス役で出演する俳優マット・デイモンが、ハリウッドのセクハラスキャンダルに関する発言で反発を買い、彼を出演させないための嘆願運動が起きているという。

【関連】「マット・デイモン」フォトギャラリー

 電子嘆願サイト「Care2 Petitions」でRebecca Gという人物が発起した嘆願運動は、映画のプロデューサーであるジョージ・クルーニーとソダーバーグ監督に向けられている。女性のエンパワーメントを支持する作品であるはずが、マットのハーヴェイ・ワインスタインを擁護する発言で台無しであると、マットのカメオ出演をなくすことを訴えている。日本時間の12月26日11時現在、2万7000弱の人が署名を提出しており、募集人数の3万人を数日中に達成する見込みだ。

 発起人はワインスタインと様々な作品で一緒に仕事をしてきたマットが、ワインスタインの素行を知りながら黙認し、ワインスタインのセクハラ問題を扱ったNew York Times紙の記事をもみ消そうとしたと、嘆願を始めた理由を説明している。

 マットはBusiness Insiderとのインタビューで、セクハラやパワハラ行為に走る人間はハリウッドの中でもほんの一部であり、そうでない男性の話は取り上げられていないとコメント。別のインタビューでは「誰かのお尻を軽く叩くのと、強姦や児童虐待は違うものだ。どちらの行動も根絶しなければならないことだが、同じことのようにまとめて話すべきではない」と語っていたという。

 現在、進行している嘆願運動に対して、ソダーバーグ監督やジョージ、マットからはコメントが出ていない。

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