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橋本愛、地元・熊本が舞台の映画『オズランド』に凱旋出演

映画

橋本愛が出演する『オズランド』場面写真
橋本愛が出演する『オズランド』場面写真(C)小森陽一/集英社(C)2018 映画「オズランド」製作委員会

 波瑠と西島秀俊が初共演を果たす、遊園地を舞台にした映画『オズランド』に、同じ遊園地で働く仲間として橋本愛が出演していることが発表された。橋本は「役者の皆さんが、役や映画を豊かに膨らまそうと色んな発想を提示されるのを見て、自分もそれに負けないようにと絞り出してた記憶があります」と撮影を振り返っている。

【写真】16歳の頃から魅力溢れる橋本愛

 小森陽一による小説『オズの世界』(集英社文庫刊)を基に、新入社員として超一流ホテルチェーンから、系列会社が運営する地方の遊園地への配属辞令を受けた波平久瑠美(波瑠)が、「魔法使い」と呼ばれる天才社員・小塚慶彦(西島)をはじめとする従業員の面々と織りなす人間模様を描く本作。撮影は熊本県に実際にあるグリーンランドリゾートの全面協力を受けて行われた。

 橋本が演じるのは、久瑠美が配属される遊園地の先輩社員・玉地弥生役。解禁された写真には、ポップな配色の制服を身に着け、笑顔を見せる橋本の姿が収められている。

 熊本県出身でなじみのある地元遊園地に凱旋出演となった橋本は、「物語の中に起承転結が5個くらいあり、バタバタと音が聞こえるような盛り沢山ぶりで、これはわちゃわちゃ騒がしい映画にしたいなと思いました」と述懐。演じた弥生に関しては「原作では達観したような雰囲気を持つ経験豊富な女性でしたが、映画ではぐぐっと若々しく、ぐぐっと弾けた明るさを持った女の子でした」といい「小説からは遊園地のスタッフがどんなポリシーや習慣の中で働いているのかということだけを学び、あとは彼女の持つピュアな明るさでグリーンランドという場所そのものを表せたらいいなと思いました」とも語る。

 現場の様子を聞かれると「弥生ちゃんの明るさを手放さないようにとにかく楽しく笑ってました」と回想。グリーンランドについては「幼い頃から来てたので記憶もたくさん残っていて、それをなぞるように歩き回ったり。時間があるときにひたすら遊ばせていただき、遊園地ラブな気持ちを満タンにして現場に戻ることができたので有難かったです」と話している。

 映画『オズランド』は、2018年秋全国ロードショー。

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