クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

13年ぶり来日のウェス・アンダーソン「感無量」 日本への熱い思い語る

映画

『犬ヶ島』公開記念スペシャル・ナイトにて
『犬ヶ島』公開記念スペシャル・ナイトにて クランクイン!

関連 :

ウェス・アンダーソン

ジェフ・ゴールドブラム

野村訓市

 『グランド・ブダペスト・ホテル』など日本でもファンが多いウェス・アンダーソン監督が21日、都内で行われた最新作映画『犬ヶ島』スペシャルナイトに、ボイスキャストを務めたコーユー・ランキン、ジェフ・ゴールドブラム、野村訓市と共に出席。『ライフ・アクアティック』以来13年ぶりに来日したアンダーソン監督が日本への愛を語った。

【写真】『犬ヶ島』 公開記念スペシャル・ナイトフォトギャラリー

 本作は、日本を舞台にしたストップモーション・アニメーション。「ドッグ病」が大流行し、すべての犬が“犬ヶ島”に追放されてしまった近未来。愛犬スポッツと離れ離れになってしまった少年アタリ(ランキン)が、たった一人で島に乗り込み、心優しい5匹の犬たちとスポッツを探す姿を描く。

 アンダーソン監督は「10代から日本映画を観続けて、いつか日本で映画を作りたいと思っていました」と思いを伝え、「(アニメーションということで)日本での撮影にはなりませんでしたが、企画を考えついたときから、日本のお客さんの前で、この映画のお話ができることがゴールだと思っていました」としみじみと語った。

 アタリを助けるヒーロー犬・デュークの声を担当したゴールドブラムは「監督や野村さんは何年もの間、この作品に携わってきたと話されていますが、私の場合、時間にして2時間ぐらいの収録でした。でもとても素敵な映画で、すばらしい経験をしました」と笑顔を見せると「ほかの犬とは一緒に仕事をしていなかったのですが、出来上がった作品を観たら、音も映像もピッタリで魔法にかけられたようです。ウェス・アンダーソン監督の歴史に残る作品です」と絶賛した。

 野村は、犬追放を行なう小林市長の声を担当するほか、日本のボイスキャストのキャスティングも務めたという。「ウェスとは長い付き合いですが、家族のような温かい付き合い方をしてくれる人」と人柄を称えると、野田洋次郎や夏木マリ、オノ・ヨーコ、村上虹郎などの豪華キャストについて「監督からキャラクターのヒアリングして、年齢や姿格好が近く、近しい関係の人を集めました。ただ作品の詳細は話せず、脚本も見せられない状態だったので、難しかったです」と苦笑いを浮かべていた。

 アンダーソン監督は熱狂的なファンが集まった会場に向かって「今日、この場を共有できたことだけでもうれしい。私はPRが下手なのですが、日本に作品と一緒に来ることができて感無量です。皆さんに観ていただいて、我々の日本映画や文化への愛を感じとっていただければと思います」と感謝の言葉を述べていた。

 映画『犬ヶ島』は5月25日より全国公開。

この記事の写真を見る

関連情報

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る