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東出昌大、カンヌ出品の主演映画に自信「素晴らしい奇跡の連続」

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『寝ても覚めても』初日舞台挨拶に登壇した(左から)唐田えりか、東出昌大
『寝ても覚めても』初日舞台挨拶に登壇した(左から)唐田えりか、東出昌大 クランクイン!

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 俳優の東出昌大が1日、主演映画『寝ても覚めても』の初日舞台挨拶に唐田えりか、瀬戸康史、山下リオ、伊藤沙莉、渡辺大知、濱口竜介監督、原作者の柴崎友香と共に出席。「素晴らしい奇跡の連続がこの映画になった」と本作に対する浅からぬ思いを語った。

【写真】『寝ても覚めても』初日舞台挨拶フォトギャラリー

 本作は柴崎の同名小説を原作とする恋愛映画にして、第71回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門出品作。サラリーマンの丸子亮平(東出)と泉谷朝子(唐田)、亮平に瓜二つの顔を持つ朝子の過去の恋人・鳥居麦(東出)の間に生じる心情の揺れ動きを描く。

 亮平と麦の二役にチャレンジした東出は、本作について「登場人物たちの行動には賛否あると思うけど、その賛否がうれしい。困難を乗り越えて必ず幸せになる二人…という分かりやすい映画ではない。ラブストーリーと言っても、難解な要素も含まれている。ただこの映画の根底に流れ続けている愛おしさ、慈しみみたいな気持ちは嘘じゃない。現場で起きたこと、素晴らしい奇跡の連続がこの映画になった」とアピールした。

 また、カンヌ現地のフランス人記者に言われた評価に言及。劇中のとある人物の行動をめぐって「『この映画はホラーなのか』と言われた。で、監督が『愛は一種の狂気だから、その狂気性が描かれていてホラーのように映ったのなら、それはそれで光栄』と素晴らしいことをおっしゃっていた」と回想。続けて濱口監督は「ラブホラー的なものが生まれたと…(笑)。(カンヌ現地で)あと『ゴーストストーリーなのか』と言われて、そう見えるのかと驚いた」と述べた。

 唐田は、冒頭の挨拶から「大好きな作品が…あぁ、ちょっと泣きそう…!」と涙目に。声を震わせながら「(初日の)今日を迎えることが、うれしくもあり寂しい。やっとこうやって皆さんに届けることができて本当に幸せ」と話した。

 また、自身は亮平と麦のどちらを選ぶか問われて「麦に惹かれるのもすごい分かるけど、ずっと一緒にいてはいけない人という感じがある。ずっと生涯ともにしたいとなると、亮平みたいな優しくて、思いやりがあって…。ねぇ!」と隣の山下らを見て笑った。

 本作にちなんで、瀬戸は学生時代の失恋エピソードを告白。「初めてお付き合いした彼女が、中学2年生から高校1年生まで付き合った。彼女が本能のおもむくまま行動した結果、僕はフラれた。その日、壁を叩いて『神様…! な、ぜ! こんな仕打ちを…!!』と言った記憶がある」と話して客席を沸かした。隣にいた東出も、瀬戸につられるように「告白してフラれたことはあります」と明かし、照れくさそうな笑みを浮かべていた。

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