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笑福亭鶴瓶×生田斗真『アメリカに負けなかった男』、アンコール放送決定

エンタメ

アンコール放送が決まったドラマ『アメリカに負けなかった男~バカヤロー総理 吉田茂~』での(左から)笑福亭鶴瓶、生田斗真
アンコール放送が決まったドラマ『アメリカに負けなかった男~バカヤロー総理 吉田茂~』での(左から)笑福亭鶴瓶、生田斗真(C)テレビ東京

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笑福亭鶴瓶

生田斗真

佐々木蔵之介

安田顕

勝地涼

新木優子

松嶋菜々子

前野朋哉

矢本悠馬

 落語家で俳優の笑福亭鶴瓶が吉田茂役で主演を務め、俳優の生田斗真が白洲次郎役で共演し、今年2月24日にテレビ東京系で放送されたスペシャルドラマ『アメリカに負けなかった男~バカヤロー総理 吉田茂~』。このたび同作が5月31日にアンコール放送されることが決定し、鶴瓶と生田のコメントが発表された。

【写真】原案となった『父 吉田茂』書影

 「日本は絶対立ち直る」という思いを胸に、吉田茂が日本の独立を目指した戦後政治の軌跡とその生きざまを描いた本作。吉田茂を鶴瓶が演じ、吉田の右腕として日本の独立・復興のために奔走し、米国から“従順ならざる唯一の日本人”と呼ばれた白洲次郎には生田が扮する。そのほか、元芸者で、のちに吉田の後妻となる“こりん”こと坂本喜代役を松嶋菜々子、本ドラマの原案となった『父 吉田茂』の著者でもある吉田茂の娘・麻生和子役を新木優子が演じる。

 さらに、日本の復興を進め、高度成長を牽引した吉田茂を取り巻く5人の男たちの役どころにも豪華俳優陣が集結。池田勇人役を佐々木蔵之介、佐藤栄作役を安田顕、田中角栄役を前野朋哉、宮澤喜一役を勝地涼、現財務大臣の麻生太郎の父・麻生太賀吉役を矢本悠馬が務める。

 放送後はネット上で多くの反響を呼び、「鶴瓶師匠の迫力演技凄い!」「スゴク勉強にもなったし、近代日本を作った人たちの熱量を知ることができた」「生田斗真演じる白洲次郎、迫真の演技で痺れる…!」など、絶賛の書き込みが相次いだ。

 今回の再放送にあたり、吉田茂役の鶴瓶は「僕は演じさせて頂いたからこそ分かるんですが、『ワンマン宰相』、そうでなければまとまらなかったあの時代。強い指導力があってこその事だったと思います。いい意味で熱い時代なのでその熱さを感じてお楽しみください」とコメント。

 白洲次郎役の生田は「鶴瓶さんと心身共に熱い夏を過ごしました。ドラマ吉田茂がアンコール放送します。見逃してしまった皆様も一度ご覧になられた皆様も、他国からの支配に敢然と戦った男達の物語を堪能してください。吉田茂さん始め、白州次郎さんやたくさんの方々の血の滲むような努力があったからこそ、今我々が存在するのだと思わせてもらえます。是非ご覧になってください」とメッセージを寄せている。

 第二次世界大戦前、駐英大使の吉田茂(笑福亭鶴瓶)は、極東情勢の悪化に心痛めていた。時を同じくして、世界各国を飛び回っていた白洲次郎(生田)も、世界情勢の機微を敏感に感じとっていた。白洲と親交の深い吉田は、娘・和子(新木)らが見守る中、戦争回避に向けて動くが、その甲斐も虚しく、日本は第二次世界大戦に踏み切った。

 1945年、終戦。敗戦国となった日本は、アメリカを中心とした連合国の占領の下、“復興”に向けて歩み始める。総司令部GHQと向き合う外務大臣のなり手が誰も見つからない中、先の大戦に猛反対し投獄された過去を持つ吉田に白羽の矢が立つ。かくして吉田は、外務大臣として、のちに総理大臣として、日本の独立と復興を担うことになる…。

 ドラマ『アメリカに負けなかった男~バカヤロー総理 吉田茂~』は、テレビ東京系にて5月31日19時54分放送。

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