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堤真一、永山絢斗、溝端淳平ら豪華キャスト集結 舞台『十二人の怒れる男』上演決定

エンタメ

 舞台『十二人の怒れる男』が、堤真一、永山絢斗、溝端淳平らをキャストに迎え、東京・Bunkamura シアターコクーンにて9月11日より上演されることが決まった。

【写真】「堤真一」フォトギャラリー

 本作は、一人の少年の命を懸けた、12人の陪審員たちによる緊迫の法廷劇。もともとは1954年に放送された米国のテレビドラマだったが、ヘンリー・フォンダが脚本のレジナルド・ローズと共同で製作し映画化。2007年にはロシア人監督ニキータ・ミハルコフによって舞台設定を現代のロシアに置き換えて映画化された。日本でも、筒井康隆の小説『12人の浮かれる男』や三谷幸喜の戯曲『12人の優しい日本人』をはじめ、インスパイアされた作品が数多くある。

 シアターコクーンでは、2009年11月に当時の芸術監督・蜷川幸雄演出で上演。ちょうど同年の5月から日本でも“裁判員制度”が始まったことから、ストーリーを身近に感じることができるタイムリーな作品として話題を呼んだ。

 それから11年を経て、今回は、シアターコクーンが海外の才能と出会い、新たな視点で挑む演劇シリーズ「DISCOVER WORLD THEATRE」の第9弾として、英演出家リンゼイ・ポズナーを迎えて上演する。日本初演出となるポズナーは、演劇だけでなく、オペラやテレビの演出も務めるなどマルチな才能を持ち、過去に『死と乙女(Death and the Maiden)』にてローレンス・オリヴィエ賞2部門を受賞するなど英国屈指の実力派。

 舞台は陪審員室。部屋には陪審員の12人の男たち。父親殺しの罪で裁判にかけられた17歳の少年は、有罪が確定すると死刑が待っている。この審議に12人中11人が有罪で一致しているところに、陪審員8番が無罪を主張する。人の命を左右することに疑問を持った8番は、議論することを提案したのだった…。

 キャストは、映画ではヘンリー・フォンダが演じた、カリスマ性にあふれ、鋭い知覚を持ち思慮深い陪審員8番を、堤真一が演じる。そして、率直で礼儀正しいが仲間意識を好む陪審員長(陪審員1番)にベンガル。型にはまった思考を持つ控えめな陪審員2番に堀文明。騒々しく興奮しやすく息子との関係に問題を抱える陪審員3番に山崎一。雄弁な自信家、冷静沈着で論理的に意見を主張する陪審員4番に石丸幹二。厳しい労働階級の環境で育ち、自分の考えに自信を持てない陪審員5番に少路勇介。

 人情に厚い塗装業者で公平性の持ち主だが、自分の鋭い意見はない陪審員6番に梶原善。シニカルな冗談好きで、野球の試合に間に合うことばかり考えている陪審員7番に永山絢斗。謙虚で公平な分別を持つ最年長の陪審員9番に青山達三。自己中心的で威張り屋、人種差別な側面を持つ陪審員10番に吉見一豊。教養がある知的な紳士だが気難しさを持つ陪審員11番に三上市朗。見た目は良いが調子のよい広告マン、裁判にもあまり真剣に取り組む気がない陪審員12番に溝端淳平がふんする。

 舞台『十二人の怒れる男』は、東京・Bunkamura シアターコクーンにて、9月11日~10月4日上演。

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