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リアム・ヘムズワース、『ジョン・ウィック』製作陣とタッグ 『KILLERMAN/キラーマン』公開

映画

 俳優のリアム・ヘムズワースが、映画『ジョン・ウィック』の製作陣とタッグを組み主演を務めるアクション映画『KILLERMAN(原題)』が、邦題を『KILLERMAN/キラーマン』として7月17日より公開されることが決定。併せて、予告映像と日本版アートワークが解禁された。

【写真】映画『KILLERMAN/キラーマン』場面写真

 本作は、製作陣に映画『ジョン・ウィック』のジャレッド・アンダーウッド、撮影監督には『デッドプール』のケン・セングなど、ハリウッドのヒットメーカーが集結したハイエッジなクライムアクション作。

 映画『ハンガー・ゲーム』シリーズで大きな注目を集め、2016年にはローランド・エメリッヒ監督作『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』で主演に抜てきされるなど活躍中のリアムが、記憶を無くしながらも裏社会の諍いに巻き込まれてゆく男を渋くクールに演じる。

 リアムの相棒スカンク役には、第88回アカデミー賞で3部門にノミネートされた映画『ブルックリン』で、シアーシャ・ローナン演じる主人公がアメリカでの移住先のブルックリンで恋に落ちる相手を演じたエモリー・コーエン。そのほか、クロアチア出身の名優ズラッコ・ブリッチ、『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』で主人公パイを演じたスラージ・シャルマほか新旧の個性派俳優が脇を固める。

 裏社会の汚れた金を扱う腕利きの資金洗浄屋、モー(リアム)と相棒のスカンク(エモリー)。組織のボスから大きな仕事を任され喜んだのも束の間、欲をかいたスカンクが、預かった金を増やそうと怪しげな麻薬取引に手を出してしまう。案の定、取引は警察に踏み込まれ2人は逃走するが、車が派手にクラッシュしモーは意識を失う。

 やがて目を覚ましたモーは、すべての記憶を失っていた。更に警察から追われ、組織に脅される中、スカンクが敵の手に囚われてしまう。モーは失った記憶の片隅に微かに残る相棒への友情を信じ、すべての落とし前をつけるべく危険な賭けに出る。

 予告映像は、麻薬取引に手を出したモーとスカンクが、警察とカーチェイスを繰り広げて事故に遭う場面からスタート。続けて、その事故により記憶を失ったモーが「何も思い出せない」と戸惑う姿、ボスが「お前たちがまいた種だ。デカ共を殺れ」と言い放つシーン、「ボスは後始末のために俺らを消すかも」と語ったスカンクが敵に囚われる場面などが次々と映し出されていく。

 最後は、記憶は無くしても獣の本能は消えていないモーが、「カネとヤクなんかいらない。ただ仲間を助けたい」と記憶に残る仲間2人のために戦い、銃を撃つ場面で幕を閉じる。

 日本版アートワークは、勇ましく銃を構える主人公のモーをメインに据え、その周囲に相棒のスカンク、疾走する車や弾痕などを配置したもの。その横には「記憶を失った男―警察、ギャング、全員敵。」というコピーが添えられており、追い込まれた主人公の活躍ぶりに期待が高まるデザインとなっている。

 映画『KILLERMAN/キラーマン』は、7月17日よりヒューマントラストシネマ渋谷で開催される「未体験ゾーンの映画たち2020 延長戦」にて公開。

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