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倉科カナ「髪を切りました」 ショートヘアで挑んだ『女たち』予告編&ポスター解禁

映画

 女優の篠原ゆき子が主演を務め、女優の倉科カナが共演する映画『女たち』より、予告編とポスタービジュアルが解禁。併せて、篠原と倉科のコメントも公開された。倉科は、「『女たち』の脚本を読んだ瞬間、(自身が演じる)香織はショートだという強い画が浮かび、髪を切りました」と明かしている。

【写真】『女たち』に出演する篠原ゆき子、倉科カナ

 本作は、バブル崩壊後の就職氷河期に直面した女性が、亡くなった親友の遺した養蜂園を継ぎ、自立していくまでを描くヒューマンドラマ。篠原は主人公の美咲、倉科は美咲の親友・香織を演じる。監督は、映画『ふゆの獣』の内田伸輝。『エリカ38』『海辺の映画館―キネマの玉手箱』の奥山和由が製作を手掛ける。

 とある山あいの小さな町。人生につまずき故郷にUターンした美咲は、半身不随の母・美津子の介護をしながら地域の学童保育所で働いている。美津子は夫の自死を受け入れられず、自身が半身不随になったこともすべて「うまくいかない娘」が招いた不幸だと美咲をなじり、罵詈雑言を浴びせ続ける。そんな生活を送る美咲が唯一心のよりどころとしているのが、養蜂家の親友・香織。マイペースに充実した人生を送っているように見える香織だが、実は彼女も人知れず心に深い闇を抱え、精神を患っていた。

 予告編は、親友の香織から夢や希望を聞かれた美咲が「とっくに捨てたかも」と苦笑しながら答える場面からスタート。 続いて、美咲が母の美津子を介護する場面や、養蜂家として自立し憧れの存在だった香織が突然亡くなり、悲しみにくれる美咲の姿が映し出される。八方塞がりとなり、家にときどきやってくるホームヘルパーの男にすがろうとしたり、心ない言葉を浴びせてくる美津子に感情を爆発させる美咲。しかし映像の後半では、香織が遺した養蜂園を継ぎ笑顔で働く美咲の姿や、美咲と香織が穏やかな表情で並ぶ姿などが映し出され、希望を感じさせるラストで締めくくっている。

 「『わたしはここにいます。あなたと同じ時代に生きています。』(作品を通して)私が胸を張って伝えたいことは、実はそれだけのことかもしれません」と語る主演の篠原は、「未熟者なりにスタッフの皆さんに助けていただき、精一杯を出し切ったと思います。『女たち』ご覧いただければ幸いです!」とメッセージ。

 香織役の倉科は「『女たち』の脚本を読んだ瞬間、香織はショートだという強い画が浮かび、髪を切りました」と明かし、「女たちというタイトルとは反して女である事を恨んでさえいる様な役柄だったから、自分の見たくない部分を見つめ、もしかしたらこの先もこの役に影響され日常に戻れないんじゃないか、、、って不安になりながらも思い切って飛び込み撮影に挑みました」と振り返っている。

 映画『女たち』は2021年春公開。

<コメント全文>
■篠原ゆき子(美咲役)
「わたしはここにいます。あなたと同じ時代に生きています。」
私が胸を張って伝えたいことは、実はそれだけのことかもしれません。
コロナ禍の中でも撮り切ろうという賭けに出てくださった奥山プロデューサー、そして本作りからずっと信頼関係を深めてくださった内田監督に感謝の気持ちでいっぱいです。また、ラストシーンへの緊張で心が動かなくなった私に、高畑さんが掛けてくださった言葉はずっと忘れません。未熟者なりにスタッフの皆さんに助けていただき、精一杯を出し切ったと思います。「女たち」ご覧いただければ幸いです!

■倉科カナ(香織役)
「女たち」の脚本を読んだ瞬間、香織はショートだという強い画が浮かび、髪を切りました。女たちというタイトルとは反して女である事を恨んでさえいる様な役柄だったから、自分の見たくない部分を見つめ、もしかしたらこの先もこの役に影響され日常に戻れないんじゃないか、、、って不安になりながらも思い切って飛び込み撮影に挑みました。生きる事は苦しい。それでも食いしばって生きぬいていく、泥臭く。汚く。それしかないんだとこの映画を作りながら思いました。映画には蜜蜂が象徴的に出てきます。蜜蜂のように一心不乱に生きた女たちを是非、スクリーンで観ていただけたら嬉しいです。

映画『女たち』予告編

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