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福士蒼汰、『神様のカルテ』初ドラマ化で主演「心を込めて臨みたい」 来年1月放送

エンタメ

 映画化もされたベストセラー小説『神様のカルテ』が、俳優・福士蒼汰の主演でドラマ化され、テレビ東京系にて2021年1月期に放送されることが決まった。

【写真】『神様のカルテ』原作書影

 「心は、きっと救える」と信じて患者を救うことと正面から向き合う、1人の若き医師の苦悩と成長を描いた原作小説は、現役医師・夏川草介のデビュー作ながら、第10回小学館文庫小説賞を受賞。さらに2010年の本屋大賞2位を獲得し、シリーズ累計330万部を超す人気作に。また2011年、2014年には映画化もされた。

 そんな『神様のカルテ』を今回、初めてドラマ化。原作『神様のカルテ』『神様のカルテ2』『神様のカルテ3』『新章 神様のカルテ』計4冊の長編を、2時間×4話の計8時間という大型スペシャルドラマとして放送する。

 主人公の一見風変りな心優しき内科医・栗原一止(いちと)を演じるのは、今回がテレビ東京のドラマ初出演・初主演となる福士。医師役を演じるのも初めてとなる。

 物語の舞台は信州の一地方都市・松本。「24時間、365日対応」の地方病院で働く風変わりな医師が、患者や恩師との別れ、地方医療の現実を経験し、「良い医者とは何か?」を追い求める軌跡を描く。医療現場で患者と接する主人公たちの懸命な姿、真摯(しんし)に“命”と向き合う姿を通して、“命の尊さ”、“人の優しさ”、“心のつながりの大切さ”を伝えていく。

 福士は「過去に映画化もされたことがあるとても人気の原作ですし、僕自身もいつか医者という役に向き合ってみたいと思っていましたので、お話をいただいた時とても嬉しかったです。専門的な職業ならではの難しさは計り知れませんが、医療についての知識や心構えなど追求していきたいと思います」と意気込む。

 役どころについては「今回僕が演じる栗原一止は、夏目漱石を敬愛していて、その影響で古風な言葉遣いをします。そのうえ一止はかなりの捻くれ者なので、周りからは変人扱いされてしまうのですが、芯の部分にある優しさを僕はしっかり受け止めました。文学を愛する人はどこか自分の人生までもストーリーの一行一行のように捉えているように感じます。そんな彼の一行を確かなものにするために、心を込めて臨みたいと思います」と話す。

 原作者の夏川は「辛いことの多い世の中です。辛い世の中になっている原因の多くは、ウイルスや気候変動や日経平均株価にあるのではなく、人間の心の在り方にあると私は思っています。誰かを攻撃するのではなく、誰かを支えることによって、辛い世界に少しずつ明るい光が差し込む。そんな景色が、この作品を通じて少しでも多くの人に伝わってほしいと願っています」とコメントしている。

 ドラマスペシャル『神様のカルテ』は、テレビ東京系にて2021年1月期放送。

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