『インシディアス』第5弾、パトリック・ウィルソンが監督デビューへ
映画
大ヒットホラー映画シリーズ『インシディアス』の第5弾が始動し、シリーズに出演したパトリック・ウィルソンが監督デビューを果たすことが明らかになった。Varietyなどが報じた。
【写真】第1弾『インシディアス』フォトギャラリー
本作は、大ヒットホラー『ソウ』第1弾のジェームズ・ワンとリー・ワネルが手掛ける人気ホラー映画シリーズ。第1弾『インシディアス』と第2弾の『インシディアス 第2章』では、子どもが幽体離脱してしまう若い夫婦が主人公の物語。第3弾の『インシディアス 序章』では前日譚が描かれ、『インシディアス 最後の鍵』では第3弾の後日譚が取り上げられた。シリーズは興行的に大成功をおさめ、トータルで世界興行収入5億4240万ドル（約566億円）を記録した。
製作が明らかになった第5弾では、2018年に公開された第4弾の『インシディアス 最後の鍵』の10年後が舞台となり、ランバート家の息子ダルトンが大学進学を控えているという。
シリーズのクリエイターであるワンとワネルと共に、シリーズ全作で製作を務めた『パラノーマル・アクティビティ』のジェイソン・ブラムがプロデュースを手掛ける。また、ワネルの物語を基に、スコット・ティームスが脚本を担当する。ウィルソンは本作で監督を務めるほか、出演もするという。
「『インシディアス』シリーズの次回作の監督を務めることを、誇りに思うとともに大変うれしく思います。ランバート家に10年の間に何が起こったのか、また彼らの選択がどんな結果を招いたのかを明らかにする、素晴らしいチャンスです」と、声明を発表したウィルソン。続けて、「本作を監督することは、キャリアの上でも個人的にも、最高に興奮する瞬間です。また、この恐ろしく呪われた物語を続けることを任されたことに、この上なく感謝しています」と語り、最後は「彼方へ行きましょう」と、映画に登場するキーワードで結んだ。
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