有村架純、“花束みたいな恋”への願望は「ありました」
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俳優の菅田将暉と女優の有村架純が26日、都内で行われたダブル主演映画『花束みたいな恋をした』公開直前イベントに、土井裕泰監督とともに出席。菅田と有村が“花束みたいな恋”への願望について答える一幕があった。
【写真】有村架純&菅田将暉、全身ショット 『花束みたいな恋をした』公開直前イベントの様子
本作は、終電を逃したことから偶然に出会い、その夜から始まる主人公・麦(菅田)と絹(有村)の5年間の恋の行方を、同時代のカルチャーを背景にしながら紡いでいく物語。ドラマ『東京ラブストーリー』(1991)、『anone』(2018)など、連続ドラマを数多く手掛けてきた脚本家・坂元裕二のオリジナル脚本。
ラブストーリーは初めてに近かったと言う菅田は、「ドキドキする瞬間の表情は、土井さんに演出してもらってやって。すごく新鮮でした」としみじみ。撮影は順撮りで進めたそうで、「そのおかげで計算せず、素直に麦と絹の日常を経験できました」と感謝した。有村は撮影前にモノローグを撮ったことを明かし、「そこで3人で共有できたものがあり、ありがたかったです。また撮影後に撮り直したモノローグは全然違って、それも面白かったです」と笑顔を見せた。
2人が前回、共演した映画『何者』からちょうど5年経つが、その時から変化したことを聞かれると、菅田は「風呂上りに髪を乾かすようになった。当時は家にドライヤーがなかった」と告白。一方、有村は「コップやお皿を作家さんが作ったものにするなど、小さいアイテムが増えた」と言い、「好みは変わっていくんですね」とはにかみながら明かした。
イベントではタイトルにかけて、これから経験したい“花束みたいなこと”を発表する一幕も。菅田は土井監督と「打ち上げ」で被ったことに驚きつつ、「1つの作品を作ると、打ち上げでしゃべって笑いあって終わりますが、今は撮影以外で人に会うことがなく、終わった感じも次に進んでる感じがなく、すごく寂しい」と訴え、有村も「わかる」と反応。
一方、有村は「出会い」と答え、「作品や人、自分の好きなものなど、(花束のような)ときめきみたいなものに出会い続けていたい」と理由を付け加えた。
「恋愛の方かと思った」という司会の笠井信輔アナウンサーから「花束のような恋をしたいという思いは?」と直球で聞かれると、有村は「ありましたね」と言い、「帰り道がデートといいますが、普通の道も恋人と一緒に歩くと、こんなに景色が違うと発見がある。『花束みたいな恋』はそういう連続かなと。なんか眩しいなと思います」と照れ笑い。同じことを聞かれた菅田は「予期せぬ出会いばかり。よくも悪くも驚きの連続で、この仕事をしているのも予期せぬときめきから。一生そうありたいですね」と思いをはせていた。
映画『花束みたいな恋をした』は1月29日より全国公開。
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