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窓から決死のジャンプ! 『ある人質 生還までの398日』監禁部屋からの脱出を捉えた本編映像

映画

映画『ある人質 生還までの398日』場面写真
映画『ある人質 生還までの398日』場面写真(C)TOOLBOX FILM / FILM I VAST / CINENIC FILM / HUMMELFILM 2019

 IS(イスラム国)の人質となった息子を救出した家族の実話を描く映画『ある人質 生還までの398日』より、本編映像が解禁。スパイの疑いで拷問された主人公が、監禁部屋から脱出を図ろうとする緊張感あふれる場面を収めている。

【動画】『ある人質 生還までの398日』本編映像<拘束部屋からの決死の脱出!>

 原作は、ジャーナリストのプク・ダムスゴーが、2013年から2014年、398日間にわたってIS(イスラム国)の人質となり、奇跡的に生還したデンマーク人写真家ダニエル・リューについて書き上げた『ISの人質 13カ月の拘束、そして生還』(光文社新書刊)。

 本作は、この若き写真家が体験した地獄と、彼を救出するという不可能に挑んだ家族の398日間を追った衝撃の実話を映画化したドラマ。息子の救出を決して諦めず奔走する家族の姿が感動的かつスリリングに描かれるほか、知られざる人質救出の専門家の活躍ぶりも描かれている。監督は、『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』のニールス・アルデン・オプレヴと、『幸せになるためのイタリア語講座』などに出演し、本作にも人質救出の専門家役で出演している俳優のアナス・W・ベアテルセンが共同で務めている。

 今回解禁されたのは、拘束されたダニエルが、スパイと疑われ激しい拷問をうけた監禁部屋から決死の覚悟で逃げ出そうとする場面。監視に気づかれないように周りを気にしながら、部屋にあったパイプを使い、窓を覆う金網を力の限りこじ開けようとするダニエル。そして何とか金網を外し窓の外へ身を乗り出してみるが、そこは飛び降りるのもためらうほどの高い位置にある窓。おそるおそる窓枠からぶら下がったダニエルは、覚悟を決めて飛び降りる。ダニエルの息遣いから緊張感が、こけた頬や拷問により傷だらけとなった足からは拘束生活の過酷さが痛いほど伝わってくるシーンとなっている。

 本作での演技でデンマーク・アカデミー賞(ロバート賞)主演男優賞を受賞したエスベン・スメドは、ダニエルが写真家になる前の体操選手であった頃と、人質となり飢餓で苦しむ時期を演じ分けるため、2度にわたり8キロ減量するという徹底した役作りを行った。
 
 エスベンは撮影を振り返り、「この仕事が今までで一番過酷だった。その一方で鎖で吊り下げられながら、もう充分だろう、腹が減ってしかたがない、と思うたびに、これは実際にダニエルの身に起きたことなのだと考え、襟を正すことができた」と語っている。ダニエル・リュー本人から何度も話を聞くなどして、並々ならぬ覚悟で挑んだエスベンの迫真の演技に注目だ。

 映画『ある人質 生還までの398日』は2月19日より公開。

映画『ある人質 生還までの398日』本編映像<拘束部屋からの決死の脱出!>

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