『おちょやん』千代vs千之助の“アドリブ合戦”に「朝から笑い泣き」「嬉し涙」
ドラマ
杉咲花が主演を務めるNHK連続テレビ小説『おちょやん』（NHK総合／月曜～土曜8時ほか）の第10週「役者辞めたらあかん！」（第50回）が12日に放送され、千代（杉咲）は舞台上で千之助（星田英利）と対決。座員を巻き込んだアドリブ合戦が大団円を迎えると、ネット上には「朝から笑い泣き」「今日は嬉し涙」といった反響が巻き起こった。
【写真】全員がアドリブ合戦！ 10分以上が劇中劇だった『おちょやん』第50回
千代は師匠の山村千鳥（若村麻由美）から“誰よりも役を愛せ”という助言をもらう。これを機に、千代をはじめ喜劇初挑戦のルリ子（明日海りお）や小山田（曾我廼家寛太郎）、香里（松本妃代）と自分の役への想像力を極限まで膨らませていく。翌朝、千秋楽の舞台袖には、役が乗り移った皆の姿があった。
幕が上がると、千之助は客席に宿敵・須賀廼家万太郎（板尾創路）の姿を見つける。心に火のついた千之助はあらすじを無視して、舞台の真ん中に居座り続ける。ルリ子と共に舞台に入ってきた千代は、さりげないセリフで助け舟を出すと、小山田のアドリブを引き出すことに成功。
一方の千之助は、ルリ子の過去のスキャンダルを揶揄（やゆ）するセリフをアドリブで言い放つ。思わず舞台上で固まってしまい言い返せないでいるルリ子に、千代は役を借りて「しっかりしとくれやす！ このままでよろしおますのか？ ほんまのこというとくなはれ！」と発破をかける。千代に促されたルリ子は「みんなただの噂だす！」と自らの噂話をこん身の演技で一蹴する。
アドリブで舞台を引っ掻き回そうとする千之助に、アドリブで食らいつく千代たち。客席は笑いと感動に包まれる中で、なんとか幕を閉じるのだった。
第50回は本編のほとんどが劇中劇で占められるという異色の構成に。千代をはじめとした劇団員たちの背景が巧みに盛り込まれたストーリー展開に、ネット上には「あかん、朝から笑い泣き」「笑いあり涙ありの劇中劇最高！」「あーもうスタンディングオベーション！」などのコメントが殺到。さらにラストでは千之助が千代たちを認めるという展開を迎えると「毎回いろんな涙を出させてくれる。今日は嬉し涙」「胸が熱くなり涙出た」といった声も相次いでいた。
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