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今夜スタート『桜の塔』 玉木宏主演、警察トップ目指し裏切り、だまし合う出世バトル

ドラマ

ドラマ『桜の塔』第1話場面写真
ドラマ『桜の塔』第1話場面写真(C)テレビ朝日

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森崎ウィン

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段田安則

少路勇介

 俳優の玉木宏が主演するドラマ『桜の塔』(テレビ朝日系/毎週木曜21時)が今夜スタート。玉木ふんするエリート警官を主人公に、警察の頂点を巡る出世バトルが開幕する。

【写真】警視庁刑事部捜査一課の“爽”広末涼子&“富樫”岡田健史 『桜の塔』第1話より

 本作は、警視庁を舞台に、その頂点=警視総監の座を巡って繰り広げられる組織内のパワーゲームと、野望と正義が入り乱れる人間ドラマ。幼少期の“ある出来事”が火種となり、権力を手に入れることを渇望するようになった警視庁捜査共助課の理事官・上條漣を玉木が演じ、広末涼子、岡田健史、仲里依紗、光石研、吉田鋼太郎、椎名桔平、森崎ウィン、橋本じゅん、高岡早紀、段田安則らが共演する。脚本は、『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(2019)で東京ドラマアワードグランプリなどを受賞した武藤将吾による完全オリジナル。

 2016年、東京都内の銀行で一般市民を人質に取った立てこもり強盗事件が発生する。警視庁刑事部捜査一課の主任・水樹爽(広末涼子)は部下の富樫遊馬(岡田健史)らを率い、事件現場を包囲。現場からの連絡を受け、地方大学出身の「外様派」刑事部長・千堂大善(椎名桔平)は警備部所属の特殊急襲部隊「SAT」の出動を要請する。

 だが、次期警視総監の座を争う「薩摩派」警備部長・権藤秀夫(吉田鋼太郎)と「東大派」警務部長・吉永晴樹(光石研)の警視庁のスリートップが繰り広げる“それぞれの思惑をはらんだ話し合い”は決裂。そうこうしているうちに、覆面をかぶった犯人が人質の1人に発砲し、まんまと裏口から逃走するという大失態を招いてしまう。上層部による話し合いの詳細については知るよしもないが、明らかに“防げたはずの事件”を防げなかったことに、爽は激しい怒りを覚える。

 だが、ずば抜けたプロファイリング能力を誇る上條漣(玉木宏)は極めて冷静だった。彼は隙のない理論でSATを出動させなかった理由を説明して見せたばかりか、現場の刑事たちが見抜けなかった“犯人特定の手がかり”をも提示したのだ。

 しかもその矢先、千堂が“ある事情”から自らの娘・優愛(仲里依紗)の婚約者で、捜査の陣頭指揮をとっていた捜査共助課課長・佐久間義孝(少路勇介)を外し、漣を代理として引き上げる。そんな状況を冷ややかに見守る権藤と吉永。彼らの派閥に属するキャリア組も一斉に捜査から手を引いてしまい…。

 一方、漣は幼なじみでもある爽に、強盗犯は誰だと思うか尋ねる。犯人が使ったのは最新の3Dプリンターで作製した改造銃だという漣の見立てを元に絞り込んだ容疑者の中から、爽は刑事の勘で蒲生兼人(森崎ウィン)がホンボシだと推測。そんな爽に、漣はとんでもない指示を出し…!?

 木曜ドラマ『桜の塔』第1話は、テレビ朝日系にて4月15日21時放送(初回10分拡大)。

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