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短編アニメ『Tomorrow’s Leaves』7.23上映&配信 オリンピック博物館に永年収蔵決定

アニメ

 オリンピズムをテーマに制作されたスタジオポノックの短編アニメーション映画『Tomorrow’s Leaves』が、ユナイテッド・シネマ豊洲にて7月23~29日に期間限定特別上映されるとともに、公式サイトにて7月23日19時より世界配信されることが決まった。

【写真】高畑勲監督作品『かぐや姫の物語』場面写真

 本作は、Olympic Foundation for Culture and Heritage(オリンピック文化遺産財団)と共同で、スタジオポノックがオリンピズムの精神に基づく芸術記念作品として制作する手描きアニメーション。“この地球上のどこかの島”を舞台に、生まれ育った場所も文化も言語も異なる子どもたちが、それぞれの「あしたの葉」を手に、閉塞感で覆われつつある世界を恐れずに駆け抜ける、喜びと希望を真正面から表現する。

 6月に開催されたアヌシー国際アニメーション映画祭では、オープニングセレモニー上映作品に選出され、ワールドプレミア上映が行われた。スイス・ローザンヌのオリンピック博物館に永年収蔵されることも決定しており、今後の夏季・冬季オリンピック開催国・地域などで、世界の子どもたちに向けた恒久的に上映されていく予定だ。

 監督は、高畑勲監督作品『火垂るの墓』から『かぐや姫の物語』に至る作品の中心を担い、スタジオポノック短編作品『サムライエッグ』を手がけた百瀬義行。音楽は、『思い出のマーニー』『メアリと魔女の花』の村松崇継が担当し、音楽と効果音の境のない新たな表現に挑戦している。

 遠い空から舞い降りる虹色の葉。人はそれを「あしたの葉‐Tomorrow’s Leaves‐」と呼び、平和の証としていた。しかしその年、世界中で虹色の葉が枯れていく。この星に一体、何が起きているのか。国も言葉も文化も異なる子どもたちが、虹色の葉を宿す「あしたの木」へと旅立つが――。

 世界配信決定について、西村義明プロデューサーは「こどもたちの『明日』に思いを馳せながら、ポノックのクリエイターが一本の短い映画を作りました。各国での上映は極めて困難となってしまいましたが、インターネットによって、日本だけでなく、世界のこどもたちに映画を届けられる時代に感謝します。8分27秒。何か大切なものを感じてくれたら嬉しいです」とコメントしている。

 アニメ映画『Tomorrow’s Leaves』は、ユナイテッド・シネマ豊洲にて7月23~29日の期間限定で特別上映。公式サイトにて7月23日19時より世界配信。

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