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この悪童、“やんちゃ”じゃ済まされない―『ほんとうのピノッキオ』公開決定

映画

 第93回アカデミー賞で衣装デザイン賞とメイクアップ&ヘアスタイリング賞の2部門にノミネートされたイタリア映画『PINOCCHIO(原題)』が、邦題を『ほんとうのピノッキオ』として11月5日より公開されることが決定。ポスタービジュアルが解禁された。

【写真】ディズニーアニメーション『ピノキオ』フォトギャラリー

 100年以上にわたって世界中で読み継がれるイタリアの児童文学「ピノッキオの冒険」。1940年製作のディズニー・アニメーション版が広く親しまれており、現在もギレルモ・デル・トロ、ロバート・ゼメキスによる新作が製作進行中だ。この作品でよく知られているのは“嘘をつくと鼻が伸びる”エピソード。主人公が無邪気な操り人形に見せかけて、実は行く先々でトラブルを巻き起こす“悪童”だということを知る人は少ない。

 本作は、そんな原作の世界観をイタリアの名匠マッテオ・ガローネが実写映画化した美しくも残酷なダークファンタジー。父親ジェペットの家を飛び出し、おとぎの森の奥深くへと誘われたピノッキオが、数々の世にも奇妙な生き物に遭遇しながら、奇想天外な冒険を繰り広げる。旅の途上で描かれる社会風刺や示唆に富む物語は、大人の鑑賞にこそ相応しいと言える内容だ。出演は、『ライフ・イズ・ビューティフル』のロベルト・ベニーニ、『17歳』のマリーヌ・ヴァクトら。監督と共同脚本を、『ゴモラ』『五日物語 ‐3つの王国と3人の女‐』のマッテオ・ガローネが務めた。

 貧しい木工職人のジェペット爺さん(ロベルト)が丸太から作った人形が、命を吹き込まれたようにしゃべり始めた。ピノッキオ(フェデリコ・エラピ)と名付けられたやんちゃなその人形は、ジェペットのもとを飛び出して、森の奥深くへと誘われる。道中、ターコイズ・ブルーの髪を持つ心優しき妖精の言いつけにも、おしゃべりコオロギの忠告にも耳を貸さない。なおも命からがらの冒険を繰り広げるピノッキオは、はたして「人間の子どもになりたい」という願いを叶えられるのか…。

 ポスタービジュアルは、小鳥がとまった自分の長い鼻を、困惑気味に見つめるピノッキオの横顔が大きく描かれたもの。彼のトレードマークともいえる“嘘をつくと長く伸びる鼻”が印象的ではあるものの、その一方で背景にはおどろおどろしい木々が並び、ダークな世界観が広がっている。上には「おとぎの国の奥深く」というキャッチコピーが添えられており、陽気なパブリックイメージとはかけ離れた、知られざるピノッキオの一面を匂わせるビジュアルとなっている。

 映画『ほんとうのピノッキオ』は11月5日より全国公開。

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