アダム・サンドラー

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アダム・サンドラーの詳細情報・プロフィール

生年月日

1966/9/9

身長

177cm

出身地

アメリカ/ニューヨーク州

活動期間

1987年 -

詳細

多才なコメディアン。知性が幼児並みのオツム点々な役が多く、また心に怒りを溜めた小心者で、ブチキレると凶暴になる男の演技も絶品。フルネームはアダム・リチャード・サンドラー。ユダヤ人の家庭に生まれて4人兄弟の中で育ち、学校の成績は冴えなかったが、当時からクラスメートを笑わせることに情熱を傾けていたという。17歳でコメディ・クラブのアマチュア・ナイトに出演するようになり、NY大学に入学して美術を専攻しながらも、定期的にスタンダップ・コメディを続けた。87年には「The Cosby Show」でTVデビュー。そして、LAのクラブに出演中のところを「サタデー・ナイト・ライブ」のキャストだったデニス・ミラーの目に留まり、彼の強力な推挙で9 年に脚本家として同番組に参加、91年から4年間はレギュラー出演して、全米の人気者となった。SNLには曲も提供していたが、93年にはアルバムもリリースし、爆発的なヒットを記録してグラミー賞にもノミネートされるという多才ぶりを発揮。89年には「Going Overboard」で映画デビューも果たしており、コメディアン志望の青年役でいきなり主役に抜擢された。「殺人ピエロ狂騒曲」(91)、「コーンヘッズ」(93)の端役、「ハードロック・ハイジャック」(94)の脇役を経て、脚本も兼ねた「アダム・サンドラーはビリー・マジソン/一日一善」(95)ではホテル王の父親の跡継ぎとなる条件として、小学校から高校まで各学年2週間で再び卒業しようと奮闘するポンチな青年を演じて、映画は全米大ヒットを記録。その後も、「俺は飛ばし屋/プロゴルファー・ギル」(96)で飛距離だけはスゴいへなちょこゴルファー、「ウォーターボーイ」(98)で彼女いない歴31年の内気なダメ男を演じて、順調にヒットを重ね、後者ではMTVムービー・アワードでコメディ演技賞を受賞。ドリュー・バリモアと共演した「ウェディング・シンガー」(98)で人気が爆発。本作で初めてラブコメに挑戦し、恋に不器用な青年をチャーミングに演じてみせた。子供より精神年齢の低いフリーター役の「ビッグ・ダディ」(99)、製作総指揮と脚本も兼ねた「リトル★ニッキー」は、不発だったが、人間界に無知な悪魔のおぼっちゃま役で超ド級のおバカさを炸裂させた。突然巨額な遺産の相続人となった純朴青年を演じた「Mr.ディーズ」でも、あまりの善良ぶりが強烈におかしい。そして、ポール・トーマス・アンダーソン監督のピュアなラブコメ「パンチドランク・ラブ」では、コンプレックスを刺激されると突然キレる冴えない青年が暖かな愛を見つけるまでを繊細に演じて新境地を開き、ラジー賞続きだった彼が初めてゴールデン・グローブ賞にノミネートされた。名優ジャック・ニコルソンと共演した「N.Y式ハッピー・セラピー」は、組み合わせの妙もあってか大ヒットを記録。無理やりキレやすいと診断されて、強引なセラピストに振り回される役で、もっぱらお騒がせ男だった彼も、気弱で運のない青年役でその独特の味を発揮した。マスコミ嫌いで知られる彼だが、アメリカでの人気は絶大で、ことごとく主演作をヒットさせている。ドリュー・バリモアと「ウェディング・シンガー」以来の再共演となったロマコメ「50回目のファースト・キス」で演じた、短期記憶喪失障害の女性を一途に愛する獣医。「スパングリッシュ」や「ロンゲスト・ヤード」ではシリアスよりの演技を披露している。

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