ジーナ・ローランズ

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ジーナ・ローランズの詳細情報・プロフィール

生年月日

1930/6/19

出身地

アメリカ/ウィスコンシン州

詳細

夫であった故[%ジョン・カサヴェテス%]監督と数々の傑作を作り上げてきた名女優。本名はヴァージニア・キャスリン・ローランズ。父はウィスコンシン州の上院議員だった。47年にウィスコンシン大学に入学。NYのアメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アートで生涯の伴侶カサヴェテスに出会って、54年に結婚。「7年目の浮気」の主演などブロードウェイで活躍して夫を支える。55年にMGMと契約して「The High Cost of Loving」で映画デビュー。74年の「こわれゆく女」と、8 年の「グロリア」の2本のカサヴェテス監督作品でオスカーの主演女優賞にノミネートされた。中でも「グロリア」での背筋を伸ばして少年を守り抜く凛とした姿の美しさ、強さは誰にも真似の出来ないもの。ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した「オープニング・ナイト」(78)、「ラヴ・ストリームス」(83)などの愛の名作もある。8 年代に入るとTVにも多く出演し、エミー賞とゴールデン・グローブ賞に何度も輝いている。89年に夫を失った後も、[%ジム・ジャームッシュ%]監督の「ナイト・オン・ザ・プラネット」(91)や「マイ・ハート、マイ・ラヴ」(99)などで活躍。ハリウッド黄金時代の典型的な美女ではないが、ハードボイルドでカッコいい女性として老年となった今も貫禄を見せつけている。TV映画ながら、ミラ・ナイール監督の「ユマ・サーマンの運命の人を探して」( 2)では、ユマ・サーマン演じる恋愛に恵まれないジャージー娘の母親を演じて、エミー賞を受賞、ゴールデン・グローブ賞にもノミネートされた。「ジョンQ」にも出演した俳優ポール・ヨハンソンの長編監督デビュー作「The Incredible Mrs. Ritchie」( 3)では主演して、デイタイム・エミー賞を受賞。息子ニックの純愛ドラマ「きみに読む物語」( 3)でもアルツハイマーの老女役でその強烈な存在感を再認識させ、ゴールデン・サテライト賞を受賞した。[%アンジェリーナ・ジョリー%]主演のスリラー「テイキング・ライブス」( 4)には、アイデンティティを変えて殺人を繰り返す男の母親役で登場。 5年、米カリフォルニアで開催されるオジャイ映画祭で永年功労賞を受賞された。彼女も出演した「シーズ・ソー・ラヴリー」(97)、「ジョンQ-最後の決断-」( 2)の監督であり個性派俳優のニック・カサヴェテスは息子。もう一人の息子フランク、娘のアレクサンドラとゾーイ・Rも俳優。

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